保育園や幼稚園の卒園にむけてのアルバム係・委員になったみなさんこんにちは。
卒園アルバム制作で地獄を見たMAKI(MAKI📷カメラブログ運営中)と申します。
いきなりですが、ちょっと私の小噺(こばなし)聞いてください。
ワタクシ息子の保育園のアルバム作り担当だったのですが、発注当日の深夜1時にものすごい重大なミスを発見したんです。(内容はヒミツ)
深夜1時で誰にも相談できず、お詫びの形として一夜…いや正確には5時間ほどで48ページ予定だったアルバムを一人で72ページまで増やしました。(業者を変えたので価格はむしろ下がった)
そんな地獄を見た私ですが、その5時間って今思うと周りの音も聞こえなくなるくらい集中していて、まさに”全集中”状態。
全集中の貫徹で作り、発注をかけた後発熱して2日程寝込んでました。

その地獄のような苦~い経験のおかげで、効率のいい作り方が分かっちゃいました!
5時間ひとりで24ページ増やしたんで、効率よくやらないと無理なんです。
もちろん元々作っていたページと遜色なく、クオリティは下げずにです。
実際「どれが後から追加したページですか!?」ってたくさん聞かれました。(嬉しい)
息子の保育園の卒園関係は完全に保護者主体の物で園は基本的にノータッチでした。
上の子で卒園経験している保護者の一人が「そろそろ卒園の係決めましょう」って皆に提案してくれて、12月末に係が決まり、製作は1月から始まりました(ちょっと遅すぎる)
余裕をもって4月から制作を始める人も、ギリギリで焦っている人も、ぜひ参考にしてください!
☑この記事はアルバム制作の”プロセス(過程)”を記したものです。
☑アナログなアルバムではなく、基本的にはフォトブックサービスを利用する前提でお話しています。(アナログアルバム作りでも役立つ部分はあると思います)
☑具体的なページの作り方は執筆予定です…
卒園アルバムは「絶対必要」ではない
いきなり何言ってるんだって感じかもしれませんが、すごく大事なことです。
どんなときも自分の価値観が絶対とは限りません。
保育園ベースでお話しますが、保育園の保護者は基本的に仕事をしている方、介護中、求職中、妊娠中など様々な理由で子供を預けています。
シングルマザー・ファザーの方もいれば、パートナーはいるけど非協力的だったり、それぞれの家庭にそれぞれの事情があります。
私の子どもの卒園アルバムは、保護者全員参加のラインで「アンケート機能(匿名制)」を使って卒園アルバムは必要か?のアンケートを取りました。
結果、約4割の方が「不要」との回答だったんです。(全20人ほどのクラスです)
これには私も少し驚きました。



卒園アルバムは絶対欲しいでしょ!と思っていた私の凝り固まった考え方を、ぐるんと変えてくれました。
不要と答えた方は、アルバム係をやりたくないから…という方も含まれてるのかなと思いますが、本当に色んな考え方、事情があるんだな、と思った出来事です。
確かに卒園したての頃は見ることも多いですが、成長するにつれてほとんど見なくなるだろうし「不要」と考える人もいるのかも。
不要と考えている人も多い中、私は卒園アルバムが欲しかったので



「作ることになったら、ぜひ係をやらせてください!」
と仲の良いママ友とラインでアピールしたら「不要」票が少しだけ「必要」票に移動しました 。
このアピールがなかったら半々だったかもしれない。
ちなみに多数決を取るときは匿名性が良いと思いますので、ラインのアンケート機能ぜひ使ってみてくださいね。
そんな経緯があったので、息子のクラスの時は卒園アルバムの購入は強制ではなく「欲しい人だけ」にしていました。
といっても、卒園時に渡す場合は持っていない子が分かってしまう場合もあるので、その辺をどう受け渡すかの配慮は必要かもしれません。
結果的には全家庭が購入してくれました!
価格もできるだけ初期に提示するとよい
予算の組み立て方は園によって違うと思うのですが、息子の時は各係が会計係さんと相談しながら組みました。
アルバムの購入は希望制だったので、先生にプレゼントする分だけ先に予算を決めて保護者全員に仮という形で通知しました。
ひとつ前の項目で「それぞれの家庭に事情がある」と言いましたが、それはオサイフ事情も同じです。
卒園アルバム委託業者などに頼んだ時の価格を調べましたが、一番スタンダードな価格は3,000円~4,000円(最低価格)くらいのものが多いですね。
卒園前は何かとお金がかかることも多いです。
「みんながみんな、喜んで3,000円ポンと出せるわけじゃない」ということは頭に入れておきましょう。
そもそも私の場合は4割の方が「不要」と答えていたので、最低価格に関しては抑えめにしようと考えていました。
今回私が作成したアルバムは、印刷業者にもよりますが1,000円未満で作ることも可能です。
息子の時は送料も人数で割って、一番安いものの最終価格は72ページで840円でした。
ざっくり比較だとこんな感じです↓
(保護者作成はしまうまフォトブックA5利用の場合)
ページ数も決まっていない段階で価格をハッキリ提示しなくていいですが、やっぱり「いくらくらいかかりますか?」って聞きづらい人もいると思います。



「あくまでも目安ですが、このくらいの価格から作れます!」という提示をしてくれると、みんな安心かも。
ちなみにしっかり作るとそれなりのお値段しますが、それはあとから調整で最初に提示しなくて良いと思います。
最初に提示した最低価格は大幅に変更せずに作れれば、トラブルも少ないと思います。
ページが増えると価格も上がるということは最初から明記しておきましょう。
アルバム係(委員)の中での役割
アルバム係が何人になるかはクラスの人数や他の係の人数などによると思いますが、私は少なくともクラスの人数に対して2割くらいは必要かな?と思いました。
20人だったら4人、30人だったら6人…
ただ人数が多いと意見をまとめるのが大変なので、5人くらいが1番いいのかも。
アルバム係の全員が同じ作業をするわけではありません。
私が作ったときはざっくりこんな感じで役割が分かれていました↓
- ページ制作(PCやタブレットでの作業)
- 園児の個人写真撮影
- 園の外観や教室、遊んでいたおもちゃなどの小物撮影
- 園内の生活写真を園から提供してもらって選別する
- 先生や会計係(別の係)や組全体に伝達
- 子どもたちの絵や字を園を通して集める
- 発注と受け取り
- ラッピングの準備&実行
アナログなアルバムを作るなら良いのですが、フォトブックサービスを使って作る場合はパソコン作業がある程度できる人は必須です。
アルバム係の人が全員パソコンが得意とは限りません。



とはいえ、パソコン作業が得意じゃなくてもできることはたくさんあります!
実際私が作成した時も、5人中2人がパソコンがあまり得意ではありませんでした。
でもそんな2人はかなり重要な伝達係などをお願いして、作業組は作業に集中できたのでとても助かりました。
一人だとその人の負担が大きくなってしまうので、パソコンが使える人は最低でも2人以上は必要かと思います。
私の場合は人数も5人だったので、何人かは役割を兼業して進めていきました。
保育園の保護者は日中ほとんど動けず、休日や夜に作業することになるので役割分担は重要です。
筆者の体験したアルバム作り。係は5人。
そのなかで自主的に手をあげてもらって、下記のような人数分配で実行していきました。
- ページ制作(PCやタブレットでの作業):3人
- 園児の個人写真撮影:2人
- 園の外観や教室、遊んでいたおもちゃなどの小物撮影:3人
- 園での生活写真を提供してもらって選別する:2人
- 先生や会計係(別の係)や組全体に伝達:1人
- 子どもたちの絵や字を園を通して集める:1人
- 発注と受け取り:1人
- ラッピングの準備&実行:準備1人、ラッピング自体は他の係(記念品)と同時作業



ちなみにワタクシこの中で6つ兼業しました…。(誰か褒めて)
係内の会議はzoomなどオンラインを活用しよう
保護者が時間を合わせて何度も集まるのはなかなか大変です。
できるだけzoomなどを活用し、ダラダラしないように時間や議題なども決めてサクサク進めましょう。



私が参加した時も、つい話がそれちゃったりして肝心な議題が決められないこともありました。(でも楽しかった…)
事前に会議時間や話す内容を係のラインなどで提案すると良いかもしれませんね!
会議の時は、メモ帳などに必ず要点を残しておきましょう。
なんとなく親しくない保護者同士だと遠慮がちになってしまうかもしれませんが、思い切って意見を言った方がスムーズに進むことも多いです。
話が脱線していたら「で、結局コレどうしましょう~??」という感じで、フラットに、イヤミなく、さりげな~く進めていくのがコツです…。



私はこの卒園アルバムの係のおかげで、今まであいさつ程度しか交わしたことのないママとも仲良くなりました!
アルバム作りスケジュール
タイムスケジュールは作り始める時期にもよるので細かいことは書けないのですが、締切日を先に決めるとGood!



順番は必ずしも下記通りじゃなくていいですし、臨機応変に対応してくださいね!
園とも連携を取って、この日までには絶対にすべての工程(ラッピングまで)を終わらせている日を決めましょう。
2段階の締切日を設けることによって、配達の遅延などにも余裕をもって対応できます。
また個々の能力が違うので、ギリギリになって「ごめん、実はこのページできてない~!」という人が出てきても大丈夫なように余裕を持ちましょう…。
この締切日にラッピングまで完了していることを目標に。
時間は余裕があるほうが良いに決まってますが、アルバムに載せたいイベントがギリギリの時期にある場合は、園にも確認し(写真データをもらえるのか等)、係内で会議をして決めましょう。
役割の内容については上記項目にあった「アルバム係(委員)の中での役割」を参考にしてください。
得意不得意はもちろんですが、締切日によっては仕事の都合で「この係だと対応できない」ということも十分ありえます。
保育園といえども、週5日フルタイム(8時間以上)で働いている保護者もいれば、週3日4時間労働の保護者もいます。
また業種によって繁忙期があったり、平日どころか休みの日もワンオペだったり、アルバムに割ける時間も人それぞれ違います。
「みんな条件は一緒」ではないんです。
作業量は皆均等に…というのはあまり現実的ではありません。



そこはお互い理解しながら決められると良いですね…
とはいえ、他人の労働条件をいきなり詮索するのはやめましょうね(笑)
「私この時期残業も多くて時間が取れなさそうなので〇〇の作業ならできそうなんですが、皆さんはどうですか?」と、まずは自分の事情を話してみましょう。
アルバム内に載せる項目を決めていきます。(詳細は次の項目「どんなページを作ればいいの?」に載せています)
ページレイアウトは作っているうちに余ったり足りなかったり…後から変わることも多々あるので、ざっくりでいいです。
- お祝いの言葉(見開き2ページ)
- 個人ページ(1ページに2人分で10ページ)
- イベント写真などの企画ページ(8ページ)
- 先生のページ(4ページ)
こんな感じで、ざっくりした骨組みを作りましょう!
後々どんどん変わるかもしれないので、ひとまずページ数のイメージだけ!
アルバムに載せたい項目が決まれば大体何ページ必要かが分かります。
イベントページなど後から足りなくて追加する可能性も大いにあります。(私の場合はどんどん追加されました…)
保護者が作るアルバムはフォトブックサービスを利用しましょう。
発注者の方が苦でなければ、業者は2つくらい分けた方が価格を抑えたい人も、品質を求める人も納得できるかも。
アルバムサービスは沢山ありますが、品質と価格面でオススメなのが
- しまうまプリント
1,000円以下のタイプでも品質も悪くない。そして納期がめちゃくちゃ早いです。
3タイプの品質から選べるので、価格を抑えたい人も品質を求めたい人も同時にしまうまで頼むのもアリです。(私の場合そうしました)
年末~3月頃に割引キャンペーンを行っていることがあるので要チェックです! - ビスタプリント
品質を求めるならビスタプリントは超オススメです。
縦長Mサイズ24ページで3,828円(税込)と少々お値段が張りますが、印刷の質や本自体の質がとても良いです。合紙綴じといってフルフラットに開けるので、本の内側の写真や文字もハッキリ見えます。
「フォトブックマニア」さんというサイトで40%OFFのクーポンも出ています。(割引は1冊のみ対象24ページまでで、追加ページは割引対象外)
※例えば、20冊頼んでも割引になるのは1冊のみです。
※時期によってはクーポンがない場合もあります



会社によって納期が違うので、必ずチェックしてくださいね。
ざっくりでいいので、○月〇日までに何をするというスケジュールを決めます。
- 各ページの締切
- 園児の個人撮影などの日程(園と相談)
- 費用などの確定日(会計と保護者にアナウンス)
- 発注日の目標(納期の確認しっかり)
そのほかにももっと細かい事項が出てくると思います。
各ページの締切は、いざ始めてみると個々の能力に差があったりして思うように進まないこともあります。
あまり最初に細かく決めず、進行しながら随時変えていきましょう。
困ったときはすぐにアルバム係内に呼び掛けて、相談しましょう!(めちゃ大事)
仕事などで皆がそろわなくってもいいので、一人で悩んでいる時間はできるだけ減らしてどんどん決めていくのがコツです。
私も自分に振られた仕事がキャパオーバーな時に呼びかけたら、すぐさま助けてくれました(涙)
進捗報告という意味で、会議は時々呼びかけたほうが良いかと思います。
そこで「やってみたらあっさり終わって手が空いてる」「全然進んでない」などの問題点が分かる可能性があります。
基本的にはページが出来上がるごとにチェックは入れたほうが訂正もスムーズにできます。
時間をあけると、その時どんなイメージで作っていたか忘れてしまったり、使っていた資料・写真など探す手間がかかったりします。
最終的にはページを作った人以外のチェックを必ず入れましょう。
全員均等に写っているか、偏りはないか、字を入れている場合の誤字脱字もチェックします。
私はページを作る側だったのですが、自分では気づかないようなミスがあったりするもんです。
私の体験談ですが、アルバムは全員購入頂けたので中が見えても大丈夫だなと判断し、
・OPP袋(透明の袋)に他の記念品と一緒にいれる
・リボンシールとマスキングテープで留める
…という方法で、それ以上細かいところは決めませんでした。
ただ私はラッピング担当ではなく、他の係の方とも共同作業だったのでノータッチ。
できあがったものを見て「おお・・・こうきたか」という仕上がりにちょっと…ビックリしました(小声)
昔アルバイトでラッピングを教えてもらったことがあるのでその感覚でいたら、予想外の仕上がりだった、という感じ。
ここでまた「自分の常識は他人の非常識」ということを思い知ります。
もし知識が少しでもあるのなら、助言なりして細かいところまできちんと決めたほうが良いかなとおもいました。
どんなページを作ればいいの??
ページ数にもよりますが、私が作成した際に実際に採用した&候補に挙がったものは下記のような項目です。
実際に作ったものを見てもらいたいくらいですが、個人情報のため載せられません(涙)
できるだけイメージイラストでお伝えします!
- 表紙(子供たちの絵を使って製作)
- 見開きでお祝いのメッセージや写真
- 子どもたちの個人ページ
- イベントや園での生活の写真
- 0歳~4歳児クラスまでの集合写真
- 企画ページ
- 先生たちからのメッセージ
- 卒園式の写真を貼るスペース(後づけ)
表紙
私の場合、表紙は子どもたちと担任の先生に自分の似顔絵を描いてもらい、それを元にイラストを足して仕上げました。
似顔絵でなくても、好きな物とか好きな動物など書いてもらっても楽しいと思います。
子どもたちの絵の得意不得意の差があるので、あまり複雑なお題は出さないようにしましょう。
子どもたちの絵などは使わずに、集合写真でも良いと思います。
子どもたちが受け取ったときに「わぁ・・・!!」となる表紙ってどんなものだろう?と係の中で相談してみてください♪
見開きでお祝いメッセージ
「〇〇ぐみさん、そつえんおめでとう!」というメッセージと、園内の写真(教室や園庭など)をたくさん載せました。
思いで深い最後のクラスの写真は大きめにするなど、バランスとセンスが大事…かも。



私は園舎、教室、下駄箱、庭、階段、廊下、下のクラスの教室など人を入れずに撮ったものを並べました。
子どもたちの個人ページ
子どもたち一人一人の自己紹介ページです。
息子の時は1人1ページという贅沢な使い方をしたので色々たっぷり載せられました。
- 子どもの写真(バストアップ1枚、全身1枚、赤ちゃんの頃1枚)
- 名前(漢字・ひらがな)、誕生日、生まれた時と今の身長・体重の比較
- お友達からのインタビュー
(〇〇君はなわとびがじょうず!など他の子からメッセージをもらう) - 本人へアンケート(好きな遊びや給食など、4項目)
- 最後の組で楽しかったことを絵に描いて掲載
- 保護者からのお祝いメッセージ
こんな風にかなりボリュームたっぷりにしました。
調べてみると1人1ページよりは1ページに2~3人載せる方がメジャーな気がします。
1ページに2~3人ならその分イベントページなどを増やせます。
ただ、アルバムの大きさによっては写真など小さくなってしまうので注意です。
ちなみに息子はA5サイズのアルバムでした。(A4を半分にしたものがA5です)
イベントや園での生活の写真
主に遠足や運動会、お楽しみ会などのビッグイベントは必ず入れましょう。
息子のアルバムを作るときは、普段の園での生活もたくさん残してあげたいねということになり、普段の生活ページも多めに取りました。
夏ならではのプール遊びや、お昼寝の時間の写真など保護者がなかなか見ることができない部分も載せました。
小学校ではもう味わえない、ちょっぴり特別な時間を形として残してあげられてよかったです。
企画ページ
企画ページはあってもなくてもいいと思いますが、息子のアルバムではなかなか評判の良かったページでもあります。
企画ページの案
- みんなの将来の夢
- 赤ちゃんの頃と今の比較写真(赤ちゃんの頃と同じポーズをとったり、同じ服を着たり小物を持ったりした写真を保護者に撮ってもらう)
- みんなのお昼寝(寝顔)写真
- 自分の好きなところを紙に書いて、手に持たせた写真を載せる
上のイラストは「いらすとや」というフリーイラスト素材を使い、顔の部分に子どもたちの顔をはめて使いました。
道路や電車などは一部iPadで手書きです。
このページは見開きでもう一ページあるのですが、子どもたちにとても喜んでもらえました。
0歳~4歳児クラスまでの集合写真
人数は絞られてしまいますが0歳から通っている子もいると思うので、各年代で1枚ずつ集合写真を載せられると、0歳から通わせていた保護者の方も嬉しいです。
たとえその時いなかった子でも「〇〇ちゃんこんなに小さかったんだ!」なんて楽しむことができます。
必須ではないですが、ページに余裕があれば検討してもいいかと思います。
先生たちからのメッセージ
息子のアルバムでは先生たちのメッセージは最後の項目だったのですが、一番最初でもいいですね。(見開きお祝いメッセージの次くらい)
先生がたくさんいらっしゃったので、園長先生、担任の先生、関わりの深かった先生方にお願いして一言メッセージをいただきました。
保育園の場合はシフト制なので、先生全員の集合写真というのはなかなか難しいかも…?
息子のアルバムでは先生の集合写真は撮らず、園長先生、担任の先生、かかわりのあった先生の写真とメッセージを載せました。
卒園式の写真を貼るスペース
卒園式の写真を後日全員に配る予定などがあれば、最後のページを空けておいてそこに貼り付けるといいでしょう。
ひと手間ですが、最後のページに写真を貼ることを促すメッセージや仕掛けを作っておくなどの工夫をしておくと分かりやすいですね。
アルバム作りのコツ
アルバム作りを素人である私たち保護者が作るにあたって、押さえておきたいポイントがいくつかあります。
- 写真は明るくしよう!
-
運動会などのイベントでプロカメラマンが撮ってくれた場合などは良いですが、普段の園の生活の写真は先生が撮っていてちょっとイマイチ(先生すみません)なんてこともあります。
ピンボケは直せませんが、写真が暗いものや色味がおかしいものは簡単に直せるので修正しましょう。
品質によっては印刷することによってさらに暗くなってしまう場合があります。
屋内での写真や、晴れた日の木陰で印影が強い場合など暗くなりがちです。
子どもによって写りの差が出ないように注意してあげましょう。
- ページ端(特にノド)は余裕をもたせる
-
ノドというのは、本を綴じている内側の部分のことです。
私がオススメしたしまうまプリントのフォトブックは「無線綴じ」といって、本の開き方が文庫本のようになっているもの。
どのフォトブックサイトもそうですが、作成時に必ず枠のようなものがあり、そこからはみ出した部分は印刷の保証ができません。
端ギリギリに子ども(特に顔)を配置したり、文字を入れないよう十分気をつけましょう。
合紙綴じという綴じ方なら180度フルフラットに開けるので、品質重視されている方用に合紙綴じができるフォトブックも検討するといいかもしれません。
- 写真は小さくしすぎない
-
A4くらい大きければ多少小さくても大丈夫ですが、A5サイズやA5スクエアは小さめなので、集合写真の大きさなどは気を配らなければいけません。
載せたい写真が沢山あって、ついつい詰め込みたくなりますが集合写真は要注意。
息子のA5サイズのアルバムでは、集合写真は半分くらいのスペースを使うとちょうど良いくらい。
人数の少ない過去の組(乳児クラス)の写真を3枚入れてギリギリという感じでした!
- 写真の差が出ないようにする
-
「写真の差」というのは、量と質どちらもです。
- Aさんはたくさん写ってるけど、全部小さくてぼんやり。
- Bさんは大きく写ってるけど1枚しかない。
ここの調整がすごーーーく大変ですが、できるだけ平等に配置することを目指します。
写真嫌いで写ってるのが極端に少ない子がいる場合は、その子の保護者に予めお話した方がいいかもしれません。(無理矢理写すのもなぁ…と思うので)
まとめ
一生に一度の卒園イベント。
1年生になるのを楽しみにしている子、なんとなく不安な子、よくわかってない子、色んな子がいます。
卒園アルバムは、ふと読み返したときに心が温かくなるような…そんなものを作りたくて制作に取り組みました。



とっっっっっても大変でしたが、子どもたちにも保護者にも喜んでもらえて大満足です!
完全保護者主体で制作する保育園・幼稚園がどれくらいあるか分かりませんが、何かのヒントになれば幸いです。
別の記事で実際の制作過程もお伝えできればと思います。(今後執筆予定)
ここまでお読みいただきありがとうございました!
すてきな卒園アルバムができますように!