コチラは応用編の記事です。
アイビスペイントを使ったことない方は基本編からお読みください。
基本的な作り方がわかったところで、アレンジ方法を項目ごとに分けてお伝えしていきます!
こんな感じの応用をしていきます!
あなたの要望に合った項目へ、目次から飛んでください。
この記事はあくまで基本的な手順の説明なので、これらの手法を使って自分で素敵にデザインしてみてくださいね!
作成の際のイラストなどについて
今回私は「いらすとや」さんを使用しています。
いらすとやさんは規約の範囲内であれば自由に加工・編集が可能だよ!
詳細はいらすとやさんの「ご利用について」を読んでね
- イラストAC
圧倒的な素材の数とオシャレなイラストも多数。有料版でしかダウンロードできない作品もあり。
ポイント使いのイラストだけでなく、挨拶文も入ったテンプレートも多い。
無料会員の場合はサイト内での検索回数が5回、ダウンロード回数も9回と制限があり、ちょっと厳しい。 - JITANDA時短だ
ポイント使いの素材。会員登録などはなし。
素材数は少ないものの、おしゃれで現代風なイラストが多いです。
コチラも20回ダウンロードしたらコレしてね!という条件があるので目を通してから使ってください。 - 素材Good
こちらもポイント使いの素材。挨拶文とイラストは別々にダウンロードする感じ。
会員登録はないので気軽に使える。
ダウンロード回数の制限などはないですが、規約はきちんと読んで利用しましょう。
イラストACは素材数が圧倒的ですが、回数制限などがあり有料に誘導してくるので、わずらわしい方は他のサイトをオススメします。
デザインする前に、印刷の話
いくらデザインしても、印刷する手段は必ず必要になります。
自宅にプリンターがある人は、カラー印刷は1枚約20~30円の印刷コストがかかります。(プリンターのホームページを見ると大体載っています。)
大量に印刷する方はあらかじめ予備インクを用意しておくと安心です。
プリンターを持っていない場合
今はプリンターがなくともコンビニなどで印刷できる時代です。
とはいえ、コンビニのネットプリントのカラー印刷は1枚60円(セブンイレブンの場合)と結構お高め。
はがき代と合わせると1枚当たり123円のコストがかかります。
枚数が多いほどネットプリントサービスが安くて簡単
数枚ならコンビニでも良いかもしれませんが、数が多い場合はネットプリントも検討してみては?
<印刷価格比較>
10部 | 30部 | 60部 | 100部 | |
---|---|---|---|---|
コンビニ印刷 (はがき代込み1枚123円計算) | 1,230円 | 2,460円 | 7,380円 | 12,300円 |
ラクスル※1 (10/31までの早割価格) | 2,081円 | 3,502円 | 5,697円 | 8,668円 |
しまうまプリント※2 (11/14までの早割価格・印刷仕上げ) | 2,150円 | 2,490円 | 3,000円 | 3,680円 |
TVCMでもおなじみのラクスルは、何といっても宛名印刷や投函代行まで込みのお値段なので、なかなかお得ではないでしょうか。
写真にこだわりたい人は、カメラのキタムラと同じ系列の「しまうまプリント」でも年賀状印刷サービスをしているので覗いてみては?
キャンペーン詳細は、各社ホームページをご確認ください!
イラストの一部を消す(埋める)
背景がシンプルな単色の場合
このイラストのトラさんを消してみようと思います!
《こんな風に使おう!》
・全体のデザインは好きだけど、イラストはいまいちなとき。
・元のイラストを消して、他のお気に入りイラストに差し替えて使えるよ!
忘れた人はここをタッチ
2ステップで完成してしまった…!
左だと「3枚の写真を入れる」ことが必須な感じだけど、枠を消せば自由にデザインできる!
イラストを消した部分に家族の写真や干支のイラストを入れたりできる!
空いたスペースに写真を入れたり一筆添えたりできる。
単色ではない複雑な背景の場合
スマホの人は質感が見えにくいので拡大してみてね!
イラストを貼りつけたら、レイヤー画面を開いてください。
分からない!(タッチしてね)
同じ画像が重なっていると、消しゴムをかけても全く分かりません。
赤い背景部分だけ欲しいので他の不要な部分を消していきます。
布のような質感
枠を消すことで、写真だけじゃなくメッセージやイラストを入れたりと選択肢が増えます。
毛糸の質感
空いたスペースに写真やイラスト、メッセージなどを入れられます。
麻布のような質感
こちらも枠を消すことで写真やメッセージを入れるなどの自由なデザインができます。
イラストの位置をずらす
《こんな風に使おう!》
・お気に入りのイラストを大きくしたり、数を増やしたり、好きなデザインに変えられる!
忘れた人はここをタッチ
(タッチして開いてね)
イラストをずらして、サイズ変更&増やす
家族の人数に合わせたい場合、数を増減するワザは結構使えます!
イラスト増やす&反転
1匹だとさみしい感じだったので、2匹に。
イラストをずらす&拡大
素敵な切り絵をもっと目立たせて印象的にすることができました。
イラスト全体(一部)の色を変更する
シンプルな単色のイラスト向きです。
下記画像のような、毛糸調、和紙風のムラのある色味など、単色でないものの色の変更はかなり難しいです。
単純に色の配色が好みじゃない時などにこのワザを使ってみてください。
こたつの色や洋服の色など、一部を変更
※こたつの背景(濃淡オレンジ色のブロック柄の部分)は一色になってしまって変えられませんでした。
子トラのマフラー(?)と背景を変更
写真を好きな位置に配置する
写真を好きな位置に自由自在に貼り付ける、というのはここまで全部読んでいる人がいたらもう簡単にできるかもしれません。
1枚1枚自由自在に貼ることができると、基礎編で少し出てきたコラージュのような年賀状も作れます。
写真を自由に配置できるとこんな風にも作れます
写真を何枚も配置する場合は”レイヤー”がカギになってくるよ!
- レイヤーとは「透明の紙」と思ってください。
- 1枚1枚の透明の紙にイラストや写真、文字などを書き、重ねたものが完成形です。
- アイビスペイントの場合、レイヤー一覧の下のもの(数字が小さいもの)ほど画像の背面に、上のもの(数字が大きいもの)ほど画像の上に重なっていきます。
(スマホサイトの画面です)
ここをタッチ
写真を貼り付けたら下記画像の方法で拡大・縮小・回転・移動ができます。
最初に使う写真やイラストをすべて貼って、その後に細かい位置を決めるのがおすすめ!
写真を縮小してから違う作業を挟んで再度拡大すると、画像が荒くなることがあります。
最終的な位置や大きさが決まるまで、画像を小さくしすぎないほうがベターです。
好きな色を選んだら画面をタッチしてレイヤー丸ごと塗りつぶしちゃいます。
塗りつぶしてから他のレイヤーを表示させると下記画像のような状態になります。
する方法(タッチしてね)
これは見本でテキトーなので、もっとカッコよく作ってね!
まとめ
この年賀状の記事を書き始めてから「作り方の解説ってムズイぞ…!?」と気づきました。
分かりづらいことなどあればコメント欄やTwitterでメッセージ頂ければ、わかる範囲でお答えしますのでお気軽にどうぞ!
ここに載せているやり方は「応用編」とうたっていますが、実は結構デジタルペイントの基礎的な部分です。
この基礎的なワザから自分なりに創意工夫して、素敵な年賀状を作ってみてくださいね♪
レイヤーさえしっかり分けていれば、結構何とかなります!
とにかく細かくレイヤーを分けて、1枚1枚の写真やイラストなどが独立していれば、お直しも楽々です。
レイヤー50枚くらいになると、めちゃくちゃ挙動が重く(遅く)なるのでお気を付けください(年賀状でそんなに増えないと思うけど…)
ここで身についたワザは卒園式などのアルバムを作るときにも役立ちますので、ぜひご活用ください!
ここまでお読みいただきありがとうございました!