こんにちは、MAKIです。
この度PENTAXのQ-S1というカメラを購入しました。
2014年8月発売のこのカメラをなぜ今さら…と思いますよね。
FUJIFILMに魂を売っている私(最近化粧品にまで手を出し始めた)ですが、どうしてもFUJIFILMでは超えられない壁がありました。
使いたいオールドレンズが
PENTAXのQマウントにしか対応していない…。
ということで、半年以上迷った結果購入に踏み切りましたのでその記録です。
まず、何も考えずにレンズを買っちゃった
これです。
ELITAR SOLIGOR(えりたーそりごーる?)
このレンズを知ったキッカケは、簡単に言うと
見ず知らずのおじさまが教えてくれた。
桜の時期に写活してたら、オールドレンズをぶら下げた友人(私は現行レンズで撮ってた)におじさまが話しかけていて、その人が使っていたのがこのELITARだったんです。
試し撮りをさせてもらうと、背景がぐーるぐる!!
(おじさまのカメラだったのでデータがない)
何だコレおもしろい。
んもうそれだけで買う理由としては十分ですよね?
その場で1枚だけ撮ったレンズの写真をたよりにネットで探しまくりました。
この1枚の写真しか情報がなく、またこのELITARというレンズがあまりメジャーではないらしくほとんどネットにも情報がありません。
今気づいたんですが、おじさまはルミックスに装着しているので(PENTAX Qシリーズとはマウント径が違うはず)私の買ったレンズとは違うものかも…。
そんなこんなでたどり着いたのが「セカイモン」というサイト。
そのサイト内で、何個かELITARなるものを見つけて、何となくコレ!とテキトーに買ったものがこのレンズです。
カメラにつけられるまで、色々失敗した
上記の商品名はもちろん説明文もすべて英語で、英語が大の苦手な私はとりあえずレンズ名と見た目の綺麗さで「これでいっか」とポチってしまいました。
そして無事落札が決まってから、書いてある通りにFUJIFILM用の「Cマウント」アダプターを買いました。
両方の商品が到着して、いざはめようとしたら
全然大きさ違うやんけ…
マウントアダプタが大きくてスカスカです。
というか、レンズの現物を見てビックリ。
マウント小さすぎない?
こんなんはめられるカメラなくない?
困ったときはプロに聞いてみよう!と思い、カメラのキタ〇ラさんの店員さん(50~60代くらい?)に
あのぉ~…このレンズカメラにつけたいんですけど…マウントアダプタってありますか?
あーこれは昔のシネレンズだと思うけど、これはカメラにつけられないですよ。
うそやん・・・
カメラ屋さんはカメラのプロ(のはず)なので、そう言い切られて「もう無理かも…」とかなり落ち込みました。
アメリカからわざわざ取り寄せたのに・・・
無駄にCマウントアダプタまで買って・・・
古いレンズに詳しい知り合いなんていないし・・・
ネットで聞くの怖いし・・・
もうダメなのか・・・
「諦めたらそこで試合終了ですよ・・・」
の世代ど真ん中の私は、しぶとく調べました。
あああああああったーー!!!
PENTAX QシリーズのDマウント
たぶん、きっと、これだ!!!
まずはダメもとでDマウントのアダプターを購入!
もしこれがダメだったら諦めよう…。
はまったぁぁぁぁぁーーーーー!!!!
このときマジでガッツポーズしました。
╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !
と、使えるカメラを見つけたはいいものの、なんだかんだこの1本のオールドレンズのためのカメラにまわす資金作りができず…
約8ヶ月後の11月にやっとカメラ購入に至ったという、使用できるまでにめちゃんこ時間がかかったレンズなんです。
PENTAX Q-S1とご対面
今回はカメラボディの欲しい色の関係で、みんなの防湿庫ではなくAmazonさんにお世話になりました。
こういう手書き物に弱い昭和世代です。
シャンパンゴールド×クリームのボディ!
か…かわいいやんけ…。
PENTAX初だし、一応遊べるかなと思ってレンズセットにしました。
最近仲間入りした小型のX-T30と並べてもこの小ささ。
X-Pro2と並べると大きさが親と子のようです。
美品とありましたが、液晶には少しスレ傷がありました。
フィルムを貼ったら全然わからなくなったので良いとします。
さて、さっそく8ヶ月待ちに待ったレンズを着けてみましょう!
うん、鼻長い。
それが最初の正直な感想。
とはいえ、見慣れてくれば可愛いもので、可愛い鼻長カメラとして愛用していきたいと思います。
オールドレンズは色々と大変だけど最高
みなさんそんなヘマはしないのかもしれませんが、今回色々勉強になりました!
結局レンズ自体は送料やら含めて1万弱くらいだったのですが、カメラも含めると4万ほどの出費になりました(涙)
こんだけお金使って写りが最悪だったらどうしようと思ったのですが、これがなかなかどうして、すごく好みの写りでした。
いまは作例を撮りためているので、作例等はまた別記事で書こうと思っています。
※書きました!!
オールドレンズは沼が深そうですね!
気になっているあなたも、ぜひ片足突っ込んでみませんか?
ズブズブズブズブズブ・・・・・