私のSuper TAKUMAR 50mm F1.4、実はレンズガラスが黄ばんでいるんです。
別に私の個体だけに限ったことではなく、このSuper TAKUMAR 50mm F1.4の「後期型」と呼ばれる種類は非常に黄変が起こりやすいそうです。
原因はレンズガラスに放射性物質を含んでおり「アトムレンズ」「放射能レンズ」などと呼ばれています。
写りが素晴らしい一方で、数年すると黄色く変色してくるという欠点があります。
「放射能」と聞くと怖いですが、四六時中肌身離さず持ち歩くなどしない限り人体に影響はないと言われています。
※細かいことが気になる方は調べてみてね!
今回はその黄変したレンズを元に戻す簡単な方法を知ったので試してみました!
使ったアイテムはコレ!
筆者が購入したものはAmazonリンク先のものです。ライトの説明書には300秒以上点けたままにするなと注意書きがあるので、長時間照射は自己責任でお願いします。
黄変レンズ before after!
最初にbefore afterをお見せしましょう。
こちらが実験前の黄変したレンズ↓
これがこのくらいまで回復しました↓
まだうっすらと黄色いですが、かなり回復しました!
ちょっと時間はかかりますが「放置しているだけ」なので苦になりません。
かかった費用と時間
《今回用意したもの》
●UVライト:548円(税込)
※価格は変動します
《かかった時間》
●ざっくり3日くらい
※私の買ったライト、Amazonだけバカみたいに安いです。なぜ?(笑)
筆者が購入したものはAmazonリンク先のものです。ライトの説明書には300秒以上点けたままにするなと注意書きがあるので、長時間照射は自己責任でお願いします。
アマゾンで激安のUVライトを購入しました!
税込548円!!安!!と思って買いましたが、これを書いている今もっと安くなっててビックリ。
価格は日々変動してるっぽいので、気になる人はチェックしてみてください!
めちゃくちゃチープな作りと「え?新品?」という汚れがあり、全体的に何となく使用感があったのでちょっと不満だったのですが、ライトはしっかり点いたのでそのまま使いました…。
大きさはiPhoneXRより少し小さいくらい。
ちょっとデカめのPCマウスって感じです。
脚が折りたたまれていて、伸ばすとこんな感じ↓
UVライトは継続的に長時間当てる必要があるため、ライトがずっと点灯するタイプを選ばなければいけません。
ちなみにこのライトの説明書には300秒以上点けたままにするなと注意書きがあるので、あくまで自己責任で使用しましょう。
ちなみに私は結果的に3日ほど点けっぱなしでしたが本体もそこまで熱くなったりせず大丈夫でした。
自分の目に入るところで使用した方が良さそうです。
やり方
やり方はとっても簡単。
UVライトをひたすら当てる。
ただそれだけ。
この状態で色が抜けてくるまで放置です。
脚が短いので、子供の使っていない積み木を踏み台に使いました(^^;)
最初はライトが熱を持ったりしたら怖いな~と思って数時間ごとに休ませてたんですが、なんだか大丈夫そうだったので3日程ほぼ当てっぱなしでした。(危ないので照射したまま外出などしないで下さい)
レンズは時々ひっくり返して前玉、後ろ玉どちらからも当てました。
写りの変化
黄変してる時の写り
黄変を直してからの写り
(黄変しているときの遊具の写真だけちょっとカメラが違うんですが…汗)
黄変しているときは、フィルターでもかけているように写真が暖色になっていました。
でも、それが結構好きだった。
ホワイトバランスやレタッチでいくらでも調整できますが、あえてこの黄変を楽しんでたんですよね。
黄変が改善してからは、青は青に、緑は緑にちゃんと写るようになって感動したんですがちょっと寂しい気もします。
(なんで黄変直したのこの人…)
まとめ
黄変をあえて楽しんでいる人は、別にやらなくていいと思いますホント。
私はアトムレンズの「空気までも写る」というクリアでシャープな写りを体感したかったので、特に後悔はしてません!
500円ちょっとの費用と放置だけでここまで直せたので、もし黄変が気になってる方がいたらぜひお試ししてみてください!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
※UVライトはAmazonだけバカみたいに安いです。なんで?(^^;)
筆者が購入したものはAmazonリンク先のものです。ライトの説明書には300秒以上点けたままにするなと注意書きがあるので、長時間照射は自己責任でお願いします。
コメント一覧 (2件)
リンクのUVライトですが常灯できなくなっています。
MT様
コメントありがとうございます!
言葉足らずですみません、私が購入したものはAmazonのリンク先のもので、楽天やYahooのリンク先は類似品が表示され常灯できないものも表示されている可能性があります。
Amazonリンク先のものは今でも電源ボタン長押しでロング照射ができると記載があるので大丈夫だと思います。
説明が足りなかったと思うので、本文リンク前に説明書きを足しました。
ご指摘ありがとうございました!