こんにちは!気が付けばカメラ歴が10年を突破していたMAKI(@mamacamelove!)です!
今回は「Canon EOS Kiss M2」の購入を迷っている…そんなあなたの背中をソッと押すような記事(のハズ)です!
この記事では難しい用語は極力使わず、初心者さんが気になるであろう部分にスポットを当てていくよ!
カメラってよく分からない用語が多いから嬉しいぃ〜
- Kiss M2を購入するか迷っている
- Kiss M2でどういう写真が撮れるのか知りたい
- スマホより綺麗な写真が撮りたい
- 初めてのカメラ選びで悩んでいる
- 旧モデルとの違いが知りたい
Kiss M2買ってよかった?
単刀直入にいうと「買ってよかった」です!
筆者はこの記事を書いている時点で、Kiss M2のようなエントリーモデルやちょっとクセのあるカメラなどを4台持っているのですが、それぞれ評価してみました。
機種 | デザイン | 画質 | 操作性 | 携帯性 | 動画 |
Canon Kiss M2 | よくも悪くも普通 | 日常使いには十分な画質 | 初心者にもわかりやすいガイドもあり、直感的に使える | 小さくて軽くてファインダーもついていてすごい! | 子供を追うくらいの追尾など、日常使いでは満足 |
Nikon Z fc | 過去のフィルムカメラを模した攻めのデザイン | 日常使いには十分な画質 | 初心者向けのガイドはないが、少し勉強すれば使いやすい | 大きい方ではないが、小さくもない | 子供を追うくらいの追尾など、日常使いでは満足 |
FUJIFILM X-Pro2 | ファンが多い唯一無二のデザイン | 日常使いには十分な画質 | ダイヤル等慣れればかなり使いやすい | 大きい方ではないが、小さくもない | じっくり風景撮りなどはいいが、子供などは不向き |
SIGMA fp | シンプルで無駄がない | フルサイズならではの解像感がすごい | 直感的には使えず、他のカメラにない用語も多い | 小さいけど少し重い | じっくり風景撮りなどはいいが、子供などは不向き |
Kiss M2は旅行などの荷物が多い時や子供の運動会の動画撮影用に買いました。
他のカメラにはない軽量ボディと申し分ない動画撮影機能で、買ってよかったな〜としみじみ感じております。
どんな人にでも合う「完璧なカメラ」は存在しません。
どんなカメラにも欠点はあります。
欠点も踏まえた上で、Kiss M2は買ってよかった!と思えるカメラです。
Kiss M2を使うとこんな良いことが…
スマホ以上の写真が撮れる!
最近のスマホ写真ってとても綺麗ですよね。
ふとした瞬間にサッと取り出してパッと撮るスマホの機動力にはなかなか勝てませんが、写真の「描写力」はまだまだ負けていません。
そもそもスマホとカメラでは、写真を撮るための心臓となるセンサーの大きさがかなり違います。
センサーが大きいと被写体の肌や質感、色の絶妙なグラデーションを繊細に表現できます。
自然でなめらかなボケ味もカメラならでは。
スマホでも背景がボケた写真を撮れますが、カメラで撮ったボケとは仕組みが違いスマホのすごい技術で「作られた」ボケなんです。
お手軽で綺麗にサッと撮れるスマホですが、写りに関してはまだまだカメラ優位な部分がたくさんあります。
長時間持っていても疲れにくい!
カメラはKiss M2のようなエントリークラス(初心者向け)のものから、中級・上級のものまで様々。
中級・上級クラスは最新の技術が詰め込まれていて、実は腕に自信のない初心者さんこそ中級機以上を使った方が良い…なんて言われたりもします。
でも、カメラ選びで1番大切なことは「好き」と思えるかどうか。
そしていつでも持ち運べる大きさと軽さか、です。(かなり重要!)
Kiss M2は何と言ってもコンパクトさが魅力。女性やママのカメラにとってもおすすめ!
Canonのミラーレスカメラの重さ
EOS Kiss M2 | 約387g |
EOS R10 | 約429g |
EOS R6 | 約680g |
EOS R5 | 約738g |
EOS R3 | 約1015g |
Kiss M2にEF-M22mm F2 STMというレンズと合わせても、その重さは492g。
500mlのペットボトルと同じくらいですが、手に持った感じはそれより軽く感じます(不思議)
ちょっとしたお出かけや、子供とのお散歩にもかる〜く持ち出せる相棒になってくれるんです。
初心者にも優しいメニュー
Kiss M2のメニューは「標準」と「やさしい」から選ぶことができます。
この設定はこういうことができる、という説明が出てくるので初心者さんにとっても親切!
このメニュー説明は私が今持っているNikonやFUJIFILMにはない機能なので、さすが初心者に優しいキヤノンさん…と感動。
晴れた日も快適に撮れる!
ギラギラに晴れている日って、スマホでもカメラの液晶画面って見えづらいですよね。
カメラの液晶画面も同じなんですが、Kiss M2には頼れる「ファインダー」があります。
ファインダーは晴れた日に被写体が見やすくなるだけでなく、
- 周りをシャットアウトすることにより、撮りたいものに集中できる
- ピントを合わせやすい
- 脇を締めるのでカメラがブレにくい
など、良いことがたくさん!
集中しすぎて周りにぶつからないように注意だよ
Kiss M2の弱点は?
顔・瞳オートフォーカスはマスクが苦手
顔認識・瞳オートフォーカス自体は精度も良く、パッと合わせてくれて便利な機能です。
しかし、マスクをしているとかなり認識度が下がります。
小学生の長男はマスク着用の場面が多いので、認識されないこともしばしば…
マスクをしている人を撮る場合は、顔・瞳AF(オートフォーカス)以外の1点AFで自分で顔に合わせたり、動く子供などであればサーボAFなどを使ってみるのもアリ。
早く子供達がマスクをせずに思いっきり遊べる世の中になってほしいですね。
撮りたいものによってはスペックが足りないかも
Kiss M2はあくまでエントリーモデル。
ものすごいスピードで動く被写体や、遠くのものを望遠レンズで撮るのはあまり得意ではありません。
- 飛んでいる野鳥の撮影
- スポーツの撮影
弘法筆を選ばずという言葉があるように、プロの方やカメラに慣れている人なら上のような被写体も撮れるかもしれません。
あくまで初心者さんがいきなり「カワセミのダイブしている写真を撮りたい」など明確な目的を持っているなら、Kiss M2より中級機以上を購入した方が納得できる写真が撮れるでしょう。
手が大きい人には少し使いづらいかも?
私がKiss M2を女性に薦めている理由が「小さいゆえに、手の大きな男性には使いづらい可能性がある」からです。
私は女性の中では手が大きい方ですが、小さすぎると感じることはありません。
「手が大きいので小指がカメラにかからなくて、使いづらい」という声もありました。
感じ方は人それぞれですが、気になる人は実店舗で実際に触ってから購入しましょう!
Kiss M2の基本スペック
初心者さんが気になりそうな部分をピックアップ!
有効画素数 | 約2410万画素 |
センサーサイズ | APS-C |
大きさ | 約116.3(幅)×88.1(高)×58.7(奥行)mm |
重さ | [ブラック]約387g(バッテリー、メモリーカード含む) [ホワイト]約388g(バッテリー、メモリーカード含む) |
スマホ等への転送 | 可能(Wi-Fi、Bluetooth) |
動画撮影 | HD、Full HD、4K |
発売日 | 2020年11月 |
何と言っても小さくて軽いのにAPS-Cセンサーで繊細な描写もでき、欲しい機能はまんべんなく付いていると印象。
今時のカメラにマストなスマホの転送もモチロンできるので、SNSに写真を投稿するのもカンタン!
初代モデル「Kiss M」との違い
大きさや重さなどの外観や心臓となるセンサーも同じなので画質も同じ。
パッとみただけでは違いがわかりません。
あまり変わらないなら値段の安い中古Kiss Mでもいいかな?
ちょっと待ってー!確実に進化しているポイントがあるよ〜!
「Kiss M」と「Kiss M2」のどちらかを選ぶとしたら、私は絶対「Kiss M2」です。
どちらも持っているユーザーのレビューを見てもAFは初代Kiss Mより格段に向上しており、4年前のモデルであるKiss Mを選ぶ理由があるとすれば価格面くらいでしょうか。
使わない機能のマイナーな進化ではなくガッツリ使う機能の進化なので、迷ったらKiss M2で間違いないと思います。
Kiss M2でこんな写真が撮れる!
Canon EOS Kiss M2で撮った作例をレンズごとにご紹介します。
EF-M22mm F2 STM
個人的に初心者さんに1番おすすめしたい単焦点レンズ。
厚さ24mm弱、重さ約105gと超コンパクト&軽量で、いつでもどこでも持ち出しやすいお散歩レンズ。
初心者さんでも背景をボカしやすくて、写真が楽しくなる1本です!
「ダブルレンズキット」ではこちらのレンズもついてきますが、現在は新品のレンズキットは販売終了しており手に入りにくいようなので、中古を探すか単体で買っても良いかもしれません。
EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM
レンズキットを買うと必ずついてくる標準ズームレンズ。
EF-M22mm F2 STMほどではないですが、重さは約130gとかなり軽量でコンパクト!
オールマイティに撮れて、ボケ味は少ないけど被写体の質感・立体感などはさすがの写りです。
EF-M15-45 IS STM レンズキットは販売を終了しているので、新品のものは希少になってきています。
中古でも美品であればかなり綺麗な状態のものもあるので、中古で探してみるのも手です。
中古はタイミングが重要!
EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM
実は慣れると楽しくて使いやすい望遠ズームレンズ。
子供にカメラを意識させないで撮りたい時や、花をアップで撮りたい時などに使っていました。
望遠レンズ特有の「圧縮効果」という現象で面白い写真が撮れたり、望遠側で撮ると背景がボケやすくなります。
実は初心者の頃はこの望遠ズームが苦手で全然使ってなかったけど、今は特性を活かして撮れるようになった(気がする)
「ダブルズームキット」で標準ズームとセットになっています。
運動会の時は、このEF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STMを使って撮りました!
カメラ界隈はコロナの影響で供給が間に合っていないものも多く、このダブルズームキットも納期が1〜2ヶ月先の場合があるので注意です。
約1万円のレンズ、TTArtisan 35mm F1.4
カメラに慣れてきたらおすすめしたい、安価なのになかなかの写りの中華レンズ。
オートフォーカスは使えず、自分でピント合わせをする「マニュアルフォーカスレンズ」です。
10,000円とあなどることなかれ、いい感じの写りで個人的にはかなりお気に入り!
オールドレンズ
オールドレンズとは、フィルム時代に使われていたレンズのこと。
マウントアダプターという道具を使えば、現在のデジタルカメラに使えるんです!
ピント合わせは自分でしなければいけませんが、現代のレンズにはない柔らかな描写や、豪快なフレア・ゴーストが楽しめます。
オールドレンズの初めの1本としておすすめが「スーパータクマー」
比較的安価で手に入り、オールドレンズらしいふんわりした写りも絞ってキリッとした写りも楽しめる楽しいレンズです。
初めて買うときは、ネットより失敗の少ない実店舗がおすすめだよ
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まとめ:Kiss M2はこんな人におすすめ!
- スマホよりちょっとレベルアップした写真が撮りたい
- 気軽に持ち歩ける小さくて軽いカメラが良い
- 子供の写真を可愛く綺麗に残したい
- スマホでは撮れないような花の写真が撮りたい
- ボケを活かした素敵な写真が撮りたい
- 時々動画(Vlog)も撮りたい
- 小さくてコスパの良いサブカメラがほしい
私が感じている最大のメリットは「軽い&小さい」こと!
ここ10年弱くらいの間で12台のカメラを使っていますが、Kiss M2の携帯性の良さはナンバーワンと言っても過言ではありません。
大きめのカメラも使ったことがありますが、年齢のせいか年々大きいカメラがしんどくて…(汗)
このブログで何度も伝えているのですが、カメラって持ち歩かないと意味がないので。
「小さい・軽い」はとっても重要な要素の一つです!
Kiss M2の購入を迷っている人の背中を少しでも押せたでしょうか?
小さくて可愛いKiss M2は普段のお散歩やちょっとしたお出かけはもちろん、旅行にもかる〜く連れて行ける頼もしい相棒になりますよ!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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