こんにちはMAKIです!
先日SIGMA fpを購入したばかりで四苦八苦しながら使っています!
SIGMA fpを購入するにあたって、やっぱり私は子供の写真を撮ることが多いだろうな~と思い
「SIGMA fp」「子供」
と検索して、作例やそもそも”子供撮りにはどうなのか”誰か書いてないかな~って探したんですよ。
チラホラと素敵な記事はあったものの、子供撮りの情報はかなり少なめ‥‥。
SIGMA fpは、
という子供撮りにも向いてそうなコンセプトなんです。
しかし価格帯やブランドの認知度からしてライトユーザーや初心者にはあまり引っかからず。
子供を撮りたい!という人のアンテナにはあまり引っかからないのかもしれない‥‥(個人の勝手な想像です)
なので自分でぼちぼち撮りためながら、子供撮りの使い心地や作例などをあげていこうかなぁと思います☺
45mm F2.8 DG DNの距離感
45mmという焦点距離は初めて。
とはいえCanonのフルサイズで50mmは使っていたし、FUJIFILMのXF35mmF1.4 Rがフルサイズ換算53mm相当なので、そこまで変わらないかなと思いそんなに不安はありませんでした。
一応どんな感じか慣れようと思い、手始めに家の中で何枚か撮ってみました。
床に座った状態で、床に転がってグズる次男を撮りました。ムチムチで短い脚が大好きです。
スマホだともっと広く撮れるんだろうけど、まぁこんなもんだよなぁと。
脚が分身の術みたいにブレてますね。電子シャッターのせいなの??(無知)
屋内とかは所によっては
むむ‥‥
もう少し広く撮りたいのにこれ以上さがれない
なんてこともしばしば。
上の3枚は屋内施設ですが、壁や隣の人との距離などで物理的にこれ以上後ろに行けず、もう少し全体を撮りたかったのに~!な写真です。
これはこれで良いんですけどね。ちょっとだけ近い。
私の撮りたいイメージでは、45mmだと時々そんなシーンがあります。
屋外で撮影する
夏の晴れた日なので明るさも十分あり、屋外では細かい設定などは気にせず撮りやすいです。(どのカメラでもそうか…)
明るすぎて白飛びするかな?というシーンでも粘ってくれているような気がします。
気になったことといえば…夏の日差しが暑すぎてfpの金属ボディがアッツアツになってしまい、そちらの方が心配でした(^^;)
屋内で撮影する
充分な明るさと大きな窓から外の光が入る屋内施設でしたが、やはり屋外よりはブレやすい…。
というか、私がシャッタースピードやISO感度を調整すればいいんですけど、何も考えず絞り優先オートで撮っていたためブレブレ写真を量産してしまいました(汗)
その辺を調節すれば、屋内でもピントの合った写真は撮れると思います。
そういった意味では、外では何も考えずシャッターを押すだけの撮影に集中できますが、屋内では少し頭を使いながら撮る必要がありますね。
子供を見ながらシャッタースピードやらISO感度やら調整してたら、私の腕では撮りたいタイミングを逃しそうな予感しかしませんが‥‥
また挑戦しようっと!
カラーモード
今までに載せた写真、実はすべて「ティール&オレンジ」というカラーモードで撮っています。
この色味が好きすぎて、ほとんどこればっかり( ^ω^)…
近年ハリウッド映画などで人気の高いカラーグレーディング手法に着想を得た「ティールアンドオレンジ」をカラーモードに初搭載。
人間の肌の色などに含まれるオレンジ系の色味と、その補色に当たるティール系(シアン系のブルー)の色味を際立たせることで、映像を鮮やかかつ印象的に演出することが出来ます。
※SIGMA fp公式サイトより抜粋
どうしても肌のオレンジ味が強く出て、個人的に「う~ん」な状態の時はスタンダードなど他のモードで撮ったりもします。
これを撮ったのが夏なのでティール&オレンジの日焼けしたような肌が映えるのですが、冬はどうかな??
秋は紅葉にこのカラーモードが合いそうでワクワクしています!
子供の肌の透明感やピンク色のほっぺたが際立つのはスタンダードかなと思います。
上の写真のようなシネマというモードもあるのですが、人物…というより子供の血色感やエネルギーが溢れる感じを写すにはあまり向いてないかな?と思い、この1枚しか撮ってませんでした。
大人のポートレートや街中のスナップなどはノスタルジックに撮れて素敵だと思います!
↓その後シネマモードで遊んだら楽しかった件
顔/瞳優先AFモード
FUJIFILMのカメラたちを使うとき、このモードに助けられることも多いので期待していたのですが、SIGMA fpの 顔/瞳優先AFモードは‥‥正直言うとイマイチ(^^;)
顔が正面を向いていても認識しないこともあったり、兄弟を写すときにほぼ正面を向いている手前の人物より、後ろで小さく写っている人物の顔ばかり追っていたりと謎の挙動が結構あります。
機能は切っていないのですが、この機能が欲しいときに全然起動してくれないことが多いので、期待はせずに自分でピント合わせしています。
コンティニアスAF×追尾AF
コンティニアスAF(オートフォーカス)と追尾AFいう機能を組み合わせると、シャッターボタンを半押ししている間ピント合わせを続けてくれるのですが‥‥これもまたイマイチ。
動く子供を追って欲しいな~という淡い期待を抱いて使ってみました。
せわしなくピントを合わせようとするのですが、シャッター(低速連写にしてます)を押してみると全然ピントが合わない(汗)
被写体が動いて(といっても走るとかではなく、遊具の上で動く子供とかです)ピントが迷っているときは、シャッターすら押せません。
スマホで見ると写真が小さいのでピントが合っているように見えるかもしれませんが、ブレているんです~~(涙)
上の3枚はゆっくり歩いてくるところを撮ったのですが全然ピント合わず…。
私の撮り方がおかしいの?と、困惑。(その可能性も大いにある←)
家のワンコでも試してみました。(こちらもスマホの小さい写真だと分かりづらいです)
この6枚の写真はそんなに早い動きではないのですが、一番上の2枚が許容範囲というところでしょうか…(私的に)
一方この4枚写真は被写体がほとんど動いていないにも関わらず、ピントは迷いまくり(- -;)
なのでこちらのモードも使わず、置きピンやただの連写で頑張って撮っています。
もっとうまい使い方があるのかもしれないので、もう少し研究してみます。
ただ、この機能を使うにあたっての基本的な撮り方でこの精度はいかがなものかな~と…。次回のカメラでぜひ改善してほしいところですね。
X-Pro2での追尾撮影
FUJIFILMもこんなもんだっけ~?とX-Pro2で撮ってみましたが、全然違いました。
fpの4枚写真と同じくほとんど動いてないですが…ピント合ってますよね。
X-Pro2は2016年に発売したカメラ。
ファームアップはしてるとはいえ動体にすごく強い機種ではありませんが、ここまでやってくれます。(そして良い色…)
動いて欲しくておやつで釣りつつ、カメラも手振れしながら撮ったのですがこんな感じです。
SIGMA fpもX-Pro2も絞り優先で撮っていて(私の撮影こればっかり…)、ISO感度やシャッタースピードはカメラにお任せしてるのですが、こういうところで差が出ますね。
まぁX-Pro2も追尾で子供を撮るときにはピントを迷うことは多々あるのですが、fpは悪い意味でそれをはるかに上回ります。
もう少し練習しますが、他の検証サイトを見てもSIGMA fpでのこの機能はあまり期待せずのほうがよさそうです。
ちなみにX-Pro2はボディにも使用したレンズにも手振れ補正機能はなく、SIGMA fpも電子式手振れ補正機能は搭載してますが、レンズ光学補正という機能と併用して使えず‥‥よくわからんのですが設定ができなかったので使ってません。
ありがたい防塵防滴
子供撮りでありがたいのは防塵防滴機能。
風が強い日の公園で遊んで帰ると、カメラが砂まみれになっていたり、水を使って遊んでいると水がかかったり‥‥
この後私に水をかけてきてカメラも濡れたのでちょっぴり怒られた長男です。
少しくらいの水や雨でも大丈夫というのは心強いですね。
レンズがLマウント
画像引用:SIGMA公式サイト
SIGMA fpのマウントはLマウント。
SIGMAのLマウント対応レンズだと上記の物で全部です。
私としてはせっかくだからSIGMAのレンズを使いたいのですが
お高い‥‥
そう、お値段が結構するのです‥‥。
このLマウントレンズ群の中で比較的安いのが
希望小売価格69,000円(実売価格55,000円前後)
希望小売価格75,000円(実売価格58,000円前後)
その他のレンズはすべて10万(希望小売価格)越えです。
1万円前後で買えるマウントコンバーターというものを使えば、SIGMA SAマウントレンズが装着できるようになり、使えるレンズが36本に増えるようです。
画像引用:SIGMA公式サイト
SAマウントのAPS-Cレンズも使えるようで、一番安いもので
希望小売価格57,000円(実売価格35,000円前後)
と、かなり現実的な価格にはなります。使いたいレンズがあればの話ですが‥‥。
私の場合、当面はこの45mm F2.8 DG DNと、オールドレンズを使って撮ることになりそうです。
オールドレンズはAF(オートフォーカス)が使えないので、ピント合わせは自分で頑張らなければいけませんが、意外と何とかなります(^^)
↓オールドレンズで撮影した作例など
このレンズマウントのことを知らずに買うと、後から増やしたいときに大変です。よく調べてから検討しましょう。
使い始めの感想まとめ
まだ使い慣れていないということもあって、fpの実力を発揮できていないというのもあると思います。
それでも直感的に使えますし、外遊びなんかは簡単に綺麗に撮れちゃいます。
子供と出かけるのに荷物は最小限に、小さく軽くしたいという希望にも添えるフルサイズカメラはなかなかありません。
家の中でも、寝ているわが子がこんな風に撮れたり‥‥
予備知識なしに適当に撮った花火。(難しかった…)
大人が飲んでいる炭酸をねだって1口飲んだ次男のこの表情の変化。
子供達の髪の毛やまつげ、肌の質感もすごくお気に入りです。
冒頭にふれたように、価格帯(2020年8月ボディのみ19万円前後)などからいって決して初心者やライトユーザー向けではないのかもしれません。
■フルサイズセンサー
■撮って出しで十分綺麗なカラーモード
手にして使ってみる理由は結構あります(^^)
普段カメラを使わないママやパパも、簡単綺麗に撮れて感動する…かもしれません。
もし予算があるなら、思い切って候補にしても良いんじゃないかなと思えるカメラです。
また色々撮ってみてレポートしますね。
ここまでお読みいただきありがとうございました!