こんにちはMAKIです!
この度Godox TT685というストロボを購入しました。
「ストロボ」よりも「フラッシュ」といったほうがシックリくる人もいるかも。
何となく、難しそう…
使いこなせないかも…
と、私もめちゃくちゃ苦手意識があったのですが、実際手にして撮ってみると面白い!
外付けストロボのすごいと感じたところは、
- 被写体への光の当て方をコントロールできる。
- カメラ内蔵のフラッシュより断然強い光が出せる。
- カメラに取り付けてなくても、リモートで色々な角度から光を当ててくれるすごいヤツ!
って感じです。(初心者の意見ですよ!)
本記事はストロボ初心者が写真を比べながら「すごい!すごい!」言ってるだけの記事になります。
何も知らなくてもこのくらいは撮れるんだ!という指標にして下さい…(笑)
ストロボデビューがまだの人に、楽しさが伝わるといいな(´▽`)
※下記リンクはFUJIFILM用のリンクです。
※購入の際は対応機種(マウント)をご確認ください。
ここがすごいよ「GODOX TT685」
Godox(ゴドックス)とは、中国のライディング機材のメーカーだそうです。
中国製…ということに拒否反応を示す人も多そうですが、このGodox TT685やナンバー違いの製品のレビュー記事をいくつか読みましたが、否定的なものが見つからないんですよ…。
中には「メーカー純正品より使える!」なんておっしゃってる人もいました。
ここがすごいよ①コスパ最強
ストロボの種類は色々ありますが、ガイドナンバー(GN)という数字がストロボを選ぶ際のひとつの指標になります。
ざっくり言えば、このGNの数字が大きいほどパワーが大きい!
今回購入したGodox TT685のGNは「60」、価格は大体14,000円弱。
FUJIFILM純正品でGN60のものは、最安値が4万円前後です。(価格はどちらも2021年1月時点)
さらにワイヤレスで(カメラに装着せずに)使いたい場合は、コマンダーというものが必要です。
カメラに取り付けてストロボに指示を出す、リモコンみたいなものですね。
私が購入したGodoxのX2T-Fというコマンダーは7,000円ちょっと。
FUJIFILMの純正品は最安値が23,000円ちょっとでした。
でも、安いからそれなりの機能なんでしょ?
と普通なら思うんですけど
純正と比べても大きな機能の差はない!
まぁ純正を使ったことないので、それぞれの機能表や他の方の使用レビューを読んだのですが…
基本的な機能で、純正にできてGodox TT685にできないことはないっぽいです…。
すごいですよね?(;´・ω・)
普段はそこまで使わないけど、たまに欲しい、ぐらいの用途ならこのお値段はありがたいですね。
ここがすごいよ②技適マーク付き
上の写真の郵便マーク〒みたいなものが「技適マーク」です。
技適マークは、電波法令で定めている技術基準に適合している無線機であることを証明するマークで、個々の無線機に付けられています
※総務省電波利用HPより
電波を発する機器にはこの技適マークの認証を取得しなければいけないのですが、安い中華製のストロボなどでは付いていないものもあるようです。
Godox TT685にはしっかり技適マークが付いているので、安心して使えますね。
ここがすごいよ③TTLが使える
TTLとは、カメラ内で光量を自動調整してくれる機能です。
要するに何も調整せずにオートで光ってくれて、良い感じに撮れる機能です。(雑)
色んなサイトやレビューを見ていると「TTL機能は不要」という方もいますが、その方は多分ストロボ上級者( ^ω^)…
ストロボ初心者にはあった方が良いと思います!
特に私のような知識ゼロで始める人なんて尚更です。
慣れてきたらマニュアル発光もどんどん試してみたいですが、室内で子供を撮る時なんかは一瞬一瞬がシャッターチャンス。
動き回るので距離が変わったり必要な光量が変わったりと初心者にはなかなか難しいので、細かいこと考えずに使えてとても良いと思います。
さっそく実践!
いつも撮影しているリビングテーブルとこたつテーブルで撮りました。
ちなみに使用する電池は単三4本です。
撮影セットはこんな感じです。↓
自然光(ストロボなし)
個人的には好きです。レタッチで明るくもできますし、なにより自然な感じ。
後方の上の方に窓があるので光が入ってきてるので、全然これでも大丈夫そう。
もっと暗~い所で実験すればよかった…。
ストロボ直射
いかにもフラッシュ当てました!な仕上がりですね。
表現のひとつとしてワザとこう写すとき以外は、ちょっとやりすぎな感じですね。
被写体も反射して全体的に白っぽくなってますし、後ろの影も濃く出ています。
天井バウンス
すごく自然に明るいですね!
自然光をそのまま明るくしたような感じ。
周りの光とストロボ光のホワイトバランスがよく分からず、ちょっと黄色い写真になってしまいました。
恐竜の目や、警察官の帽子の下の顔が暗くなってしまうのが少し残念ですね。
レフ版とか使えば下からも光が当てられるのかな?
ワイドパネル(下記写真参照)
指でつまんでいる部分がワイドパネル。
白い紙のようなものはキャッチライトパネルです。
ワイドパネルは光を拡散させて広い範囲にまで光が届き、光も柔らかくなります。
そのワイドパネルを使った写真がこちら↓
確かに直射よりは光が柔らかくなり、直射では反射で白っぽくなっていた恐竜も反射が抑えられているように見えます。
背後の影は直射とさほど変わらず。
全体的に、直射より少し抑えめな写真、というど素人の感想です。
ディフューザー(下記写真参照)
このディフューザーはストロボとセットになっていたものです。
最初の撮影セットの写真にも写ってました。
ディフューザーといっても色々な大きさや四角いものなどあるので、自分の用途に合わせて選ぶと良さそう。
私はたまにしか使わないので、これで十分。(今のところ)
距離が近いので直当てと似たような写りですが、光が拡散してるだけあって被写体の光の反射も直当てより抑えられ、背景の影もほぼ気になりません。
もう少し距離をあけて、ストロボの光量を調節すれば結構良さそう。
室内の子供撮影
室内で子供を撮る時、暗くてSS(シャッタスピード)がどうしても遅くなってしまい、ブレブレ…なんてことないですか?
初心者あるある(だと思う)
人間の目で充分明るくても、カメラにとっては室内は光量が足りず、SSを遅くして光を取り込もうとします。
私もSSは万年AUTO人間なので、結構やってしまいがちです。
ストロボを使えばシャッタースピードも早くすることができ、子供も明るくイキイキとした写真が撮れます!
距離の近い室内で小さな子供を撮るときは直射はできるだけ避けましょう。
とくに月齢の小さな赤ちゃんは目が未発達なので直射は止めましょう。
おすすめは天井バウンスです。
今回はすべて天井バウンスで撮影し、キャッチライトパネル(下記の写真参照)の有る無しではどのように変わるのかを撮ってみました。
キャッチライトとは、目の瞳のなかの白い輝きのことをいいます。ポートレート撮影時にキャッチライトを入れることで、生き生きとした表情の写真を写すことができます。
※Canon写真用語集 参照
白い紙のようなものがキャッチライトパネルです。先ほども出てきましたねこの写真。
このパネルが天井バウンスでも光を前方向に伸ばしてくれて、瞳の中に光が入るという仕組みのようです。
撮影したのが夜なので、LED照明の下で撮っています。
ストロボなし
テレビを見ながらお菓子をもぎゅもぎゅしてるところで、テレビ画面がうっすら瞳に映ってキャッチライトみたいになってますが、本来は目に光が入らないかなと思います(汗)
顔や服の影も濃く出ていますね。
天井バウンスのみ
ちょっとピンボケしてますが、全体的に明るく影も薄くなりましたね。
光量をもう少し上げればもうちょっと明るくなったかな。
明るくはなりましたが、瞳にキャッチライトがないので少しボンヤリした印象です。
天井バウンス+キャッチライトパネル
わかりますか? (^^;)
瞳の中のちっちゃ~い白い点がキャッチライトです。
青っぽい光も映ってますが、テレビの反射です(汗)
目に光が入るだけで、説明通り生き生きと子どもの可愛らしさが引き出せる写真になると思いました。
初心者にも分かる操作性か?
私は楽天で購入したのですが、「PDF日本語説明書&正規品」とうたっていたのに、PDFではなくて普通に日本語の説明書が入っていました。ラッキー!
中の日本語は若干ニュアンスなどが変なところもありますが、ちゃんと読めます。
私は説明書を読むよりも、Godox TT685の初期設定について書いてあるこちらのサイトを参考にさせて頂きました!
上記記事を執筆された方のカメラはSonyなのでFUJIFILMと少し違うのか、私の場合は下記のような現象がありました。
とにかくテキトーに撮りまくってたので、ハイスピードシンクロマークが出てしまうトリガーが明確には分からないのですが、気づくとマークがついてるんですよね。
これに気づいてからSSを変えてみたり、オートにしてみたり、ISOを変えてみたりやってみたんですが、よくわかりませんでした(笑)
通常の撮影時は「FRONT」というモードが良いとのことです。
「FRONT」はシャッターが開いた直後にフラッシュが発光します。
X-Pro2のストロボ設定にも通常の撮影ではこちらを選んでくださいと書いてありました。
ハイスピードシンクロはバッテリー消費が大きいので、晴天時の屋外撮影など必要な時にだけ使いましょう。
また、時間をおいて起動させたときはフラッシュテストランプが点くまで10秒前後かかることがあります。
カメラとストロボを起動してすぐ撮ると「あれ?フラッシュが点かない!」というときは、まだストロボが準備中かも。
少し小難しい話もしてしまいましたが、とにかく最初はTTL(オート)で色々撮ってみて、
明るすぎるぞ?暗すぎるぞ?色が変だぞ?
となったらマニュアルで色々いじってみるといいですね。
まずはとにかくたくさん撮ってみる!!
説明文を読んでうなってるより、まずは撮りまくった方がいいです。
デジタルの恩恵ですね!
大きさはちょっと大きめ
私はGodox TT685が初めてのストロボなので「ふ~んこんなもんか」って感じなんですが。
結構大きいみたいですこの子。
女性の標準よりは大きめの手(たぶん)ですが、手に持つとこんな感じ。
重さは電池を入れた状態で497gでした。
確かに言われてみればカメラ持ちあげる時、重さでグラグラする。
約500gが重いと感じるかどうかは個人差ありますが、ストロボのすばらしさに感動してあまり重さを感じてませんでした。
Godox TT685の購入場所
大きな家電量販店の一部店舗には在庫もあるようですが、価格が高めなのと、都心部(今見たら秋葉原とか梅田とか…)にしかなさそう。
実店舗に行くのが難しい人、現物は見なくても大丈夫という人はインターネットの方が価格も安く、手軽に入手できそうです。
Godox TT685は色んなセットがあるのですが、私は楽天でディフューザーとクリーニングキット付きというシンプルなセットを購入しました。
楽天で購入した理由はポイントがあったからで、AmazonやYahoo!にも色んなセットが売っています。
私が唯一後悔したことは、ミニスタンドがついてるセットを買えばよかったなぁ…ということ。
スタンドがないので、外して使うとき用にコチラを購入しました。
これを使うと、元々持っているミニ三脚に装着することができます。
うん、思ったよりいい感じ。
この写真撮る時、アダプターのネジだけ締めて三脚側を締め忘れ、持ち上げた時にゴトン!とぶつけてしまったのでみんな気をつけて(涙)
結論:何も知らなくても何とかなる!
私が使えたんだから、みんな使えると思う…(無責任発言)
ストロボって上級者が使うもので、オートとかなくて自分で色々設定しなきゃいけないかと思ってたんです。
それくらい無知でした( ̄▽ ̄;)
使ってみたら何のことはなく、オートで撮れるし、ボタンの意味さえわかれば何となくでも使えちゃいました。
とにかく色々撮ってみて、TTLだけじゃなくマニュアルなども挑戦してみたいです!
2021年はストロボ沼に少し足をつけちゃいました!
みなさんもぜひ~!!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
※下記リンクはFUJIFILM用のリンクです。
※購入の際は対応機種(マウント)をご確認ください。