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MAKI
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絶景や映えるようなシーンはあまり撮らないけど、家族との何気ない日常を楽しく残したい。
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ピントが合わない!よくある原因とピント合わせのコツ!

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カメラを始めると、楽しくて鼻息荒めにフンスフンス(鼻息)と前のめりに撮っていると

あれ…あれれ?ピントが合わない!
っあ~~!!撮りたかった瞬間が撮れなかった!

なんてことがあると思います。(私のことですけど何か)

今回はそんなときのよくある原因と解決方法をお伝えしたいと思います♪

というか、ほぼ私の失敗から得た「初心者あるある」です。

目次で自分が該当しそうなところに飛んでください☆

目次

近づきすぎていませんか?レンズごとの撮影最短距離を知ろう!

初心者さんが一番やりがちなのが

近づきすぎている

ではないかな?と思います。

実はレンズごとに「最短撮影距離」というものがあります。

それはどこに書いてあるのかというと…

実はレンズに書いてあったりなかったり。

メーカーごと、そして同じメーカーでもレンズごとに違うので、ココです!!と言えないのです。

一番手っ取り早いのはネットで調べちゃうことですね(^^;)

レンズに書いてある場合は、最短撮影距離はm(メートル)で表されていることが多いので、側面かレンズの正面に0.3m~とかそういう表記があればそれが怪しいです。

最短距離が確認出来たら、

はて、それはどこからの距離なんだろう…?

となると思います。

どこからかというとここ!!!

これはどのカメラでもほぼ共通です。カメラの上部のどこかにあります。

Φこんな感じのマークですね。

この位置にカメラのセンサーがあり、最短撮影距離はそこからの距離になります。

初心者さんはレンズの先っぽからの距離と勘違いする方も多いので、覚えておきましょう!

余談ですが、私の愛用しているFUJIFILMのレンズXF16mmF1.4R WRは最短撮影距離が0.15mつまり15cm。

こんなに寄れる!!

レンズ自体がフードをつけると13cmくらいなので、ギリギリまで近づいて撮れるんです。

逆にXF56mmF1.2 Rというレンズの最短撮影距離は0.7m(70cm)

普段XF16mmF1.4R WRを使って最短撮影距離は気にせず撮っている私は、時々使うこの0.7mの距離感がよくわからず、ピント合わせが一歩遅れてしまいます(涙)

自分がよく使うレンズたちの「最短撮影距離」は覚えておきましょう!

レンズのAF(オートフォーカス)スイッチを確認しよう

これもすべてのレンズについているわけではないのですが、レンズにAF(オートフォーカス)・MF(マニュアルフォーカス)のスイッチがある場合です。

何かのはずみでスイッチが切り替わってしまうことがあるので、確認しましょう。

ちなみに私の持っているCanonのレンズはレンズ側にスイッチがありますが、FUJIFILMはレンズにそのスイッチはなく、カメラ本体側でAF・MFを操作します。

フォーカスエリアの設定はどうなっていますか?

フォーカスエリアというのは、要するにピント合わせしたい位置をどこにするか決める機能…とでもいいましょうか。

画像引用:AFフレーム・点で捉える – Canon Global

メーカーによって画面は違うのですが、大体上の画像のような感じです。

メーカーごとに呼び名も違ったりするので

すごーーくざっくりいうと

・点でピントの位置をキッチリ決めるか
・任意の範囲内でカメラにピントを決めてもらうか

という選択肢になります。(超ざっくりですよ!)

点でのピント合わせは一点に決めてピント合わせするので、被写体の手前や奥に障害物があってもしっかり撮れます。

前ボケや背景ボケを作りたいときには使いやすいと思います。

前ボケと背景ボケってこんな感じです!

任意の範囲内でのピント合わせは、動きが速いものを撮るときに使うと効果的です。

私の場合は走り回る息子たちや犬たちを撮るときに使うことが多いです。

動くものを撮るときは、このフォーカスエリアの設定だけではなく、AFの設定を変えて撮ったりします。
(CanonではAIフォーカス、AIサーボ、NikonやFUJIFILMではAF-C等々、呼び名が違います)

このフォーカスエリアの設定がわからないまま、ピント合わせしているとうまくいかないことが多くなると思います。

例えば、ど真ん中の1点AFに設定しているのに、ファインダー内の右上にピントを合わせたい~なんてやっていたら、永遠にピントが合いません。

この場合は1点AFのポイントをその右上部分に持っていくか、フォーカスロックをして撮るしかありません。

撮影シーンによってフォーカスエリア設定を変えることで、よりピント合った写真が撮れるようになるので覚えておきましょう!

視度調整していない

ファインダー(目でのぞくところ)を使う人限定ですが、本当のカメラ初心者は視度調整なんて絶対知りません。

私は目が極端に悪いので割と早めに視度調整の存在に気づいたんですが、知らないままずっと使っている人もいるかもしれませんね。

視度調整ダイヤルは、ファインダーの横にあります。

ファインダーを使っている間、ピント合わせして撮れた写真がピントは合っているのにファインダー内ではなぜかぼやけて見える人はここが原因かもしれません!

やり方は視度調整ダイヤルを回すだけですが、ピントを合わせた状態で固定して行うのがコツです。

カメラを前後させてしまうと合わせたピントもずれてしまうので、視度調整もうまくいきません。

カメラを三脚に固定したり、テーブルに乗せたり、しっかりホールドした状態で行いましょう!

自分のベストに調整すると、かなりクリアで快適なファインダーになりますよ~!

ピントが合いにくい環境で撮っている

これも初心者あるあるだと思うのですが、屋内で写真を撮るとき…

シャッタースピードをオートの状態でカメラのシャッターボタンを押すと

「カッッッッッッッッシャ…」

んんんん?( ,,`・ω・´)?

めっちゃ写真ブレてる~~!となったことありませんか?

私はメッッッッッッッチャあります。

カッッッッッッッシャの最たる例。

屋内というのは電気がついていて人間の目で見て明るいと思われる場所でも、カメラにとっては屋外よりも光が取り込みにくく、シャッタースピードが遅くなりがちです。

初心者さんは、なぜこの

「カッッッッッッッッシャ」現象が起こるのかわかりません。

シャッタースピードというのは、シャッターを開けてセンサーに光を当てている時間です。

シャッタースピードが速いと、動きの速い被写体を止めて撮れますが、光が入ってくる時間も一瞬です。

シャッタースピードが遅いと、動きの速い被写体はブレてしまいますが、光はたくさん取り込めます。

シャッタースピード1/500

シャッタースピード1/125

上の写真が1/500秒、下の写真が1/125秒です。

シャッタースピード以外の条件はすべて同じです。(F1.8、ISO800)

シャッタースピードが速い1/500秒の方は光量が足りなくて暗くなってしまっていますね。

また、夜間の撮影や極端に暗い場所ではオートでピント合わせしようとするとウィンウィンとピントが迷ってしまってなかなか合わせられないこともあります。

その場合はマニュアルモードにして、シャッタースピードやISO感度、絞り値などを自分で調整して撮るという方法もあります。

ここは「なぜピントが合わないのか」の原因候補を挙げるページなので詳しい対策は割愛しますが、屋内や暗いところでの撮影はカメラが勝手にシャッタースピードを遅くする(シャッタースピードの設定をオートにしている場合)いうことを覚えておいてくださいね!

手振れしている

いやいや、私のカメラ(レンズ)は手振れ補正あるから!と思っている方。

手振れ補正にも限界ってもんがあります。

手持ちで夜景を撮ったり、暗所で人物を撮ったり、動きながら撮ったり。

手振れ補正では対処できないシーンは沢山あります。

三脚を利用したり、ISO感度を上げる、シャッタースピードを上げる、いろいろな対策があるので試行錯誤してみてください。

カメラやレンズの故障

私自身がカメラの故障をしたことがないので何とも言えないのですが、明らかに挙動がおかしいときは故障を疑った方が良いかもしれませんね。

明るい屋外でもピントが永遠に迷う、ピントが合った時の音が鳴るのに何度やってもピントが合わない、シャッター半押しに反応がないなど

そんな時の対策ですが、

お手持ちのカメラのメーカーのサービスセンターに持ち込む。

メーカーのサポートセンターに問い合わせる。

ビックカメラやヨドバシカメラなど大型店にメーカーの人がいることもあるので、その人に一度確認してもらう。
(普通の店員さんだと、各メーカーの細かいカメラの設定などは知らない場合も結構あります)

知人の詳しい人に見てもらう。

いつのまにか変な設定になっていて設定を変えたら戻るということもあるので、いきなり有料の修理に持ち込むのに抵抗がある人は、一度上記のような方法で詳しい人に見てもらい、それでもダメなら修理に出すという方法がいいかもしれないですね~

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ほぼ、私の失敗談…というか誰でも初心者の時なら一度は経験したことあるものが多いと思います。

ピント合わせというのはカメラ歴の長い人でも百発百中!なんて人はたぶんいないのでは?

私みたいな万年初心者気分の人間なんてブレブレ写真はいまだに量産します。

とはいえ、ビシッとピントも構図も色味も決まった時は本当に気持ちのいいものです!

この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

それではまた~

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