こんにちは、MAKIです!
ここ最近オールドレンズの魅力を伝えようと、レビューを続けて2本書きました。
カメラを始めたばかりの友人とお写んぽに行ったのですが、オールドレンズの描写に感動しつつも
アダプタ?とかむずかしそう…。
しかも自動でピント合わせできないんでしょ
「私には無理」
感をあっさり出されてしまったんですね。
寂しい・・・(´・ω・`)
そんな私の友人と同じことを思っている人に言いたい…
思っているより
簡単だよ!!!
オールドレンズ初心者さんの気持ちは手に取るようにわかります。
だって私もオールドレンズを始めて1年弱、まだ微妙に若葉マーク🔰です。
なので専門用語バリバリ~の初心者が読んだら暗号みたいなカッコイイ解説は書けないのですが(スミマセン)
これからオールドレンズ始めてみたい!という人への案内はできるかなと思いこの記事を書きました。
オールドレンズを使うために何からすればいいのか、順にナゾを解いていきましょう!
オールドレンズとは
そもそもオールドレンズってなに?
私の友人ならそこから聞いてくるでしょう。
オールドレンズとは、フィルムカメラ時代に作られた古いレンズのこと。
現代のレンズと一番違う特徴としては、ほとんどがマニュアルフォーカス(自分でピントを合わせる)というところでしょうか。
自分でピントを合わせる…
ここにネガティブな印象を持つ方も多そうですが、大丈夫です。
いきなり新幹線とか、走る犬とか、止まることのない子供とか撮ろう!と思わなければいいのです。
お花とか、風景とか、パンケーキとか、空なんかをじっくり撮ってみればいいのです。
誰もピント合わせを急かしたりしません。
そうやってゆっくりじっくり、どこにピントを合わせるかなどを考えるのもオールドレンズの醍醐味の一つかもしれません。
そしてそうやってじっくり撮った1枚がなかなか味わい深かったりするから、カメラは面白いんですよねぇ…(しみじみ)
どんなカメラにつけられるのか
一般的にオールドレンズと相性のいいカメラは「ミラーレス一眼カメラ」です。
そこにはフランジバックがどーのこーのという理由があるのですが、興味ある方だけ読んでください。
そこ知らなくても使えますからね!次(自分のカメラアダプタの種類を知ろう)に行ってもいいです。
自分で調べてふむふむなるほどと解釈したものを書きますが、ざっくりしてますし間違っていたら誰か指摘してください( ^ω^)・・・
フランジバックとは…(読みたい人だけ)
レンズとカメラの接続部分からカメラの撮像素子(センサー)までの距離です。
レンズ側が必要としているフランジバックよりカメラ自体のフランジバックが長いと、そのレンズを使うのは困難になります。
レンズ側が必要としているフランジバックの方が短く、カメラのセンサーに届かないと、ピントが合わないなどの弊害が出てきます。(近くの物には合うけど、風景など遠くのものなどは合わなくなるらしい)
カメラにレンズをめり込ませればいいのですが、不可能ですよね。
逆にレンズ側が必要としているフランジバックよりカメラ側のフランジバックが短ければ、それを補えば良いのです。
その役割をしているのがレンズアダプターなんですね!
カメラメーカーごとのフランジバック表
※ミラーレス一眼は青色にしました。
マウント | フランジバック |
Canon EF | 44mm |
Canon EF-M | 18mm |
Canon RF | 20mm |
Nikon F | 46.5mm |
Nikon Z | 16mm |
Nikon 1 | 17mm |
Sony A | 44.5mm |
Sony E | 18mm |
PENTAX K | 45.5mm |
PENTAX Q | 9.2mm |
FUJIFILM G | 26.7mm |
FUJIFILM X | 17.7mm |
Panasonic・OLYMPUS (マイクロフォーサーズ) |
19.3mm |
自分のカメラマウントの種類を知ろう
オールドレンズを現代のカメラにつけるには、レンズアダプターを準備する必要があります。
アダプターって何…。
もう意味わかりません。
と、ここでつまづく人も多いかもしれませんが(過去の私)、大丈夫!調べてみれば案外簡単です。
要するに、レンズとカメラをつなぐ道具です。
コイツを使うためには、まず自分の使っているカメラメーカーのマウント名を知る必要があります。
※以下、一部のミラーレスのみの情報です。
※比較的安心に使えて値段も手頃な「K&F Concept」や私が愛用しているヘリコイド付きアダプタを取り扱っている「pixco」を参考にしました。
メーカー | アダプタに書かれている マウント名 |
Canon | EOS-M EOS-R |
Nikon | N/Z N1 |
Sony | E NEX |
FUJIFILM | FX |
Panasonic OLYMPUS |
Micro4/3、M3/4 |
メーカーによっては違う表記の場合もありますが、大体似たような書き方が多いので間違えないとは思います。
よく分からなくて不安な方は、「自分のカメラ名」×「オールドレンズ」で調べれば必ず何かしらの記事が出てきますので確認してください(丸投げ)
カメラ側の方は純正レンズと同じように簡単に着脱できます。
(ここ、ここが私はよく分らんかったのよ。どうやってつけるの?特殊な付け方なの?と、アダプターなんて使ったことない私には純粋な疑問だった)
自分のカメラのマウント名がわかったら、次はレンズ側のマウントです。
使いたいレンズのレンズマウントを調べる
カメラマウントだのレンズマウントだの、マウントマウントうるせぇな…と言いたいところですが、難しく考えず、使いたいレンズのマウントを調べてみましょう!
上の画像は「M42]という規格のレンズをマウントアダプターにくっつけようとしているところです。
ペットボトルのふたのように、ねじ込み式になっています。
この「M42」という規格で作られたレンズは個性的なレンズも多く、初心者さんにもおすすめです。
もちろん他にも種類はたくさんあります。
下記画像はAmazonの画像ですが、富士フイルムXマウント向けのレンズマウントの種類だけでもこんなに…。(画像におさまらなかったけど、もっとある)
画像引用:Amazon
レンズマウントはちゃんと書いてある(ことが多い)
オールドレンズは中古カメラやレンズを取り扱っているお店か、フリマアプリ、ネットオークションなどで手に入れるのが簡単かと思います。
画像引用:ヤフオク!
インターネットであれば、上の写真のようにタイトル名や説明文に書いてある場合が多いです。
ただし、マウント名が見当たらず、他に売られている同じ型のレンズと比べてすごく安く出ているものなどは注意しましょう。
レンズの状態が悪いという場合もありますが、特定のカメラにしか付けられないマウントだったりする場合があります。(ちゃんとその旨も書いてあることが多いですが、初心者は見逃してしまうかも)
よほど憧れのレンズがあるなどの理由がなければ、色んな方がおススメしているM42マウントや、ライカLマウント、Mマウントあたりのレンズはいかがでしょうか(^^)
アダプタはちゃんと外せるので、同じマウントのレンズを買えば使いまわしができます。
始めの1本にオススメ
Super TAKUMAR(スーパータクマー)
作例はコチラの記事にたくさんあります↓
スーパータクマーで一番有名なのは
Super TAKUMAR 55mm F1.8
だと思うんですが、私が所有しているのは
Super TAKUMAR 50mm F1.4
55mmの方は使ったことがないので無責任なことは言えないのですが、豪快なフレアが出やすくて楽しそうだなと思います。
どちらを手に入れても楽しめる、そんな安心感のあるレンズです!
注意することは、APS-Cのカメラで使うと焦点距離が約1.5倍になるので、50mm、55mmのレンズを使うと35mm換算75~82mm相当になります。
カフェとかのテーブルフォトを撮りたい人はもう少し広角の物がいいかも…。
マイクロフォーサーズの場合は焦点距離が約2倍となり35mm換算100mmを超え、その距離に慣れていない方は扱いにくくなるかもしれないので要注意です。
Domiplan 50mm F2.8(ドミプラン)
いわゆる「バブルボケ」で有名なレンズです。
バブルボケが出るってんで、そりゃあ玉ボケスポット探しまくりますよね!
ただでさえ玉ボケ大好物なのに、さらにバブルになっちゃうなんて…。
うまくバブッた(?)時は最高にキモチイイー!です。
F値は2.8とそんなに明るくはないですが、日中バブルボケを撮るなら全然問題なく使えると思います。
バブルボケじゃなくとも、オールドレンズらしいちょっぴりレトロな写りも個人的には好みです。
スミマセン、まだ自分自身も手持ちのオールドレンズが少ないので、比較的安価で始めやすい2本を選ばせていただきました。
私もまだまだ色んなレンズ、使ってみたい!!
まずは一歩踏み出そう!
②使いたいレンズのマウントを調べる
③マウントアダプターとレンズを買う!
私もインスタグラムで素敵な写真を撮る人が「オールドレンズ」を使っていて、でも使い方もよく分からないし自分には縁がないものと思っていました!
ふとした出会いがきっかけで始めることができたオールドレンズの世界。
今では紹介してくれたカメラ仲間に感謝感謝です!
もしまだ一歩踏みだせていない方がいたら、ぜひ背中を押して前のめりにしてあげたいです!!
コッチの沼も深~~いです。
現行レンズも、オールドレンズもそれぞれ違ってどっちもいい!!
素敵なカメラライフを送ってくださいね~
使用した機材