先日、SIGMA fpの最新機種「SIGMA fp L」が発表されました。
まだまだSIGMA fpを買ったばかりの気分だった(←え)私には、衝撃。
SIGMA fpを買ったのが2020年7月末でユーザー歴8ヶ月程なので、衝撃受けても良いですよね?(涙)
今回はその「SIGMA fp L」をどのように受け止めて消化すればいいのか、文章に打ち出して気持ちを落ち着かせようと思います。
「SIGMA fp」と「SIGMA fp L」の違い
細かいスペックうんぬんは置いておいて、今回一番大きな違いは画素数ですよね。
有効画素数が約2.5倍( ^ω^)・・・・
解像感が半端ない画が出てくるんでしょう。
6100万って、すごすぎてピンとこない。。。(素人感丸出し)
見た目や重さはほぼ変わらず、他の部分は
などが、大きな改善点です。
こども撮影目線でみる今回の改善点
筆者的には、「USB給電」や「クロップズーム」は普段子供を撮影するのに使わないのであまり魅力には感じませんでした。

以下の項目は筆者がこどもを撮るにあたって、気になる改善点のアレコレです。
像面位相差AFの実力が知りたい…
「像面位相差AF」これがどのくらいAFが早くなるのか気になるところです…。
縦横無尽に走り回る子供にも対応できるんでしょうか(;^_^A
SIGMA fpの「コントラストAF」がチョット使えなかった(シグマさんごめんなさい)ので、どれぐらい改善されたのか気になります…。
左側面のMIC端子ラバーの改善
「左側面のMIC端子ラバーの改善」これは、地味な改善ですけど大きな改善です。
画像引用:デジカメwatch「SIGMA fp L」静止画撮影の進化点をピックアップ
ここのMIC端子ラバーが、気づいたら開いてるんですよね…。

地味~~にストレスでした
こどもを撮っていると、カメラ下げたまま走ったりするのでなおさら…。
最初は私の個体がハズレだったのかと思いましたが、今回の改善に加えられるくらいなのでみんな困ってたんでしょう(笑)
こういう地味なストレスを軽減してくれるのはとても好印象です。
「パウダーブルー」「デュオトーン」のカラーモード
画像引用:SIGMA fp L 製品カタログ
デュオトーンは最初こそ面白くて使いそうですけど、もっとアーティスティックな写真を撮る方向けかな?
普段のこども写真を撮るにはデュオトーンはあまり出番がないかも。

もちろん、使ってはみたい!
パウダーブルー、いい色味ですよね…!すき…!
こどもというよりは、少し大人向け?女性のポートレートとか美しく撮れそうな気がします。
完全に個人の好みですけど、こどもは青みが買った色よりは血色があるほうが元気に可愛く撮れると思っています。
個人的にはすごく好きな色味ですが、こどもにはあまり使わないかも?
6100万画素も必要かどうか
私個人的には「そんなにいらないかな」というのが正直なところ。

こどもや日常写真を撮るには、
ちょっとオーバースペックかな…
あくまで私のメイン被写体が普段の飾らない「こども」の日常ということ。
印刷するとしてもせいぜいL版(一般的な写真プリントのサイズ)くらいの大きさなので、2000万画素くらいでも十分キレイです。
ネイチャー写真を撮る人や、ものすごく解像感の必要な大きさ(ポスターサイズ)で印刷をしたいとか、展示会に出すとか、そういった目的がはっきりしていて解像感重視の方にはかなり魅力的でしょう。
私みたいにこどもや日々の備忘録を撮るくらいの人には、オーバースペックかなぁと。
あと6100万画素で撮影すると、JPEGでもおそらく1枚20MB前後の容量が必要です(;’∀’)
写真1枚でですよ。
その辺は撮影サイズなどで調整(画素数も容量も小さく)できますが、そうするとますますSIGMA fpでよいのかな…?と思います。
総合的に見て、今のSIGMA fpで満足です。
価格
とってもとっても大事な価格ですが
まだこれを書いているのは発売前なので、最安値も大手何社かで揃っていて24万7500円、EVFキットは29万7000円です。
2019年発売のSIGMA fpがまだ20万前後の中、6100万画素の最新モデルということを考えるとかなりお買い得な気がします。
とはいえ、私のような庶民がポンと気軽に買える価格じゃないことは確か(;^ω^)
買うとなると、SIGMA fpやレンズを何本かお嫁に出さないと厳しいです…
SIGMA fp L よりも欲しいもの
画像引用:SIGMA公式ページ
今回SIGMA fp L と同時に発表された「ELECTRONIC VIEWFINDER EVF-11」
今までも液晶モニターに取り付けるビューファインダーはあったんですが、SIGMA fpの「小型」というメリットを無視した大きさで、あまり魅力を感じていませんでした。
なので今回のこの小型なビューファインダー発表は震えました。

え…?ナニコレ?
買うしかないじゃん?
(←価格を知る前の私)
画像引用:SIGMA fp L 製品カタログ
定価:82,500円(税込)、実売価格は6万円前後と、ちょっとしたカメラが買えてしまう価格です…。

6…まん…?
ゴフッ…
SIGMA fpはファームウェアのアップデート後に対応可になる予定なので、発売日に買ってもすぐには使えません。
ものすごく欲しいのですが、しばらく様子を見てみようと思います…(涙)
ちなみに特徴としては、
発売したら実際に店頭などで触ってみたいけど、大きな店舗じゃないと置いてないだろうな…。
発売日
ELECTRONIC VIEWFINDER EVF-11:2021/4/16
どちらも2021年4月16日(金)に発売です。

SIGMA fpのファームアップはいつ頃かしら…
ドキドキしながら待っていようと思います。
まとめ
自分の用途(主にこども写真)には少々オーバースペックなので、SIGMA fpで良いかな、という結論に落ち着きました。
書き出してみてよかった…!!
SIGMA fpを使っていて液晶モニターが見づらいとき、ついついありもしないファインダーを覗こうとしてしまいます。(メインで使っているカメラにはあるので…)
ファインダーがあれば完璧なのにな…と思っていたので、新ファインダーはたぶん、どうにかして買います。
SIGMA fp LはSIGMA fpと同じく、堅実なカメラというよりはちょっと遊び心のあるカメラです。
そのへんは、メイン機で使っているFUJIFILMのX-Pro2と同類な感じがします。
カメラとしての使い勝手よりも、解像感や唯一無二のカラーモードなどで出てくる画を楽しむ、そんなカメラだと思っています。
実際、SIGMA fpを使っていてAFの精度などに首をかしげることもけっこうありますが、出てくる画が好きなんです。
光と影の感じとかが最高に好き。
6100万画素の世界はもちろん体験してみたいけど、今はまだいいかな。
SIGMA fpを使っている人で買い替えを考えている方は、自分の用途に本当に必要なスペックなのか今一度考える、もしくは私のように書き出してみるのもオススメです(笑)
ひとまず自分はSIGMA fpが新ファインダーに対応する日をひっそりと待ち続けたいと思います!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!