こんにちは、MAKIです!
ワタクシ、最近話題の中華製レンズに手を出しました。
その名も「銘匠光学 TTArtisan 35mm F1.4」
中華製レンズも色々出ている中でこれに決めた理由は
ズバリ、お手頃価格だからでしょう。
CanonのEF-M32mm F1.4 STMが5~6万で売られているなか、8,910円10,000円ちょっとって…
どんな写りなの!?(*´Д`)ハァハァ…となりますよね?ね?
なんとなく「安い中華製=粗悪」という負のイメージというか、不安に思っている人も多いかもしれません。
今回はこのレンズの作例はもちろん、良いところも悪いところも、私が感じたままにお伝えしていこうと思います!
本題に入る前に、私の勝手な総評を先にお伝えすると…
この価格で大丈夫?
(めっちゃ最高ありがとう)
TTArtisanってナニ??
TTArtisan(ティーティーアーティザン)は、深圳の光学メーカー銘匠光学(めいしょうこうがく)より誕生した新しいレンズブランド。高性能なライカMマウントレンズに特化しています。
※焦点工房HPより
TTArtisanのホームページを拝見しても中国語で読めないのですが、翻訳機能を使って読み解いた追加情報は
くらいしかわかりませんでした(^^;)
まだ若い会社なんですね!
レンズの口コミやSNSでの評価はなかなかで、このレンズが発売されたときはかなりの品薄だったようです(知らんかった…)
とはいえ、とはいえですよ。やっぱり
こんなに安い中華レンズ…不安…
それもそのはず。
35mm前後の明るいレンズは、カメラの純正メーカーで買うと
メーカー | レンズ名 | 価格(税込) |
---|---|---|
Canon | EF-M32mm F1.4 STM | 54,109円 |
Nikon | NIKKOR Z 35mm F1.8 S | 97,900円 |
Sony | FE 35mm F1.8 SEL35F18F | 67,470円 |
FUJIFILM | XF35mmF1.4 R | 61,110円 |
こんな感じで結構なお値段です。
CanonやNikonなどのフルサイズラインだと、20万前後します。
なので、みんな「この値段、大丈夫??」となるわけですね。
その気持ち、外観写真や作例で少しづつ解きほぐしていきましょう!
意外にも高級感のある外観
9,000円弱のレンズなんて、さぞかし安っぽい質感なんだろうな…。
と、思いきや!
なかなか、なかなか好きですよ。
素材はプラスチックではなく金属鏡筒なので、良い感じのツヤと重厚感。
これをゲットしたのが夏だからか金属ならではのヒンヤリは今のところ感じないのですが、冬になったらヒンヤリするのかしら?
中に7枚のレンズが詰め込んであるのに、小さくて軽い!
今回私が購入したのはCanonのEF-Mマウント。
Kiss M2の明るいレンズを持っていなかったので、迷わず決めました。
Kiss M2カメラに装着するとこんな感じです。
中には「チープな外観」「カッコ悪い」という意見もチラホラ見かけましたが、肯定派、むしろ好感触な意見のほうが大多数に感じました!
小さくて軽い!私は見た目も好きです!
金属鏡筒ですが、重さは約180g!
万年肩こりの私には軽さは正義!
小さめボディのカメラにもすごく合いそう。
色も黒だけでなくシルバーもあるというのが良いですね。
実際に使うときはレンズフィルターとフードを装着し、フードを装着すると元々のねじ込み式キャップが使えなくなる(というより、ものすごく着脱しづらい)ので、つまみ式のキャップも買いました。
レンズフードも金属製のものにして、ピッタリお似合いです。
見た目もカッコよくなるのでテンションあがります!ふぅ~!!
F1.4~F16までの比較
TTArtisan35mmF1.4の絞りは10段階あるのですが、レンズに数字が書かれているのは7つ。
その7つで撮り比べをしてみたので載せておきます。
手持ち撮影なので、ピントの若干のズレなどはご容赦くださいね。
F1.4の開放でも思ったよりボンヤリしていない印象でした!
当たり前ですがF1.4はピントが薄く、ちょっと風が吹いただけで狙ったところからピントがズレてしまったりするので、個人的にはF2.0か2.8くらいが扱いやすかったです。
玉ボケもF1.4の開放だと中心からずれたところがレモン型になっていて、F2.0やF2.8のほうが玉ボケの形はキレイです。
(といっても、私自身はあまり気にしないタイプですけど)
キットレンズで撮っている方などは、この明るいレンズのボケに感動すると思いますよ~!
Canon Kiss M2で作例
F値などの細かい設定は覚えてないのでご了承くださーい!
(梅雨だったので、逆光のフレアやゴーストの感じとか撮ってない…)
また作例増えましたら追加しますね。
初心者さんへの注意事項
このTTArtisan 35mmF1.4は「マニュアルフォーカス」です。
自分でピント合わせしないといけません。
シャッターを半押ししても自動でピント合わせはできませんのでご注意ください!
カメラにある「フォーカスピーキング」という機能を使うと、ピントが合っている部分に色がついて分かりやすくなるのでオススメです。
Sonyさんが分かりやすく説明してくれていたので、参考までに貼っておきます。
自分のカメラの設定は「フォーカスピーキング 自分のカメラ名」で検索すると設定方法が出てくると思いますよ~。
私も初めてマニュアルフォーカスのレンズを買ったときはとても心配でした。
やってみると意外と簡単!
むしろオートフォーカスより1枚1枚を大切に撮るようになりました。
あとは多少ピントが外れてても、まぁいっかって思う気持ちが大事かな?
動き回る子どもの写真はよく見るとけっこうピント外してますが、まぁいっか!と思いながら撮ってます。
まとめ:このレンズは”買い”なのか?
個人的にはめっちゃ”買い”です。
フルサイズ換算55mm前後という画角とマニュアルフォーカスが気にならなければ、とっても楽しめると思います。
9,000円弱というお値段が本当に信じられないです。銘匠光学さん大丈夫??
おかげさまで銘匠光学さんの他のレンズも気になってきました。
七工匠(しちこうしょう)7Artisansという中華ブランドも気になってます…。
レンズの沼は底なしです。。
このレンズが気になっている方の参考になれば幸いです!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
※購入の際は、マウントの種類にご注意ください!!