こんにちは、MAKIです(@mamacamelove)
今回は発売日が2012年にも関わらず、いまだに根強い人気を誇る
XF35mmF1.4 R
”神レンズ“とウワサの高いこのレンズ。
SNSなどでも素晴らしい作例が沢山ありますよね!
個人的には、フジユーザー
全員買っとけって思います(笑)
私の独断と偏見でレポートしてまいります。
先にこのレンズの良し悪しだけお伝えすると
各項目でXF35mmへの愛をお伝えしていきますね~!
XF35mmF1.4 Rのスペック・外観
・焦点距離:35mm(35mm換算:53mm相当)
・質量:187g(フード・キャップ含まず)
・最短撮影距離:28cm~
・絞り値:F1.4~F16
・フィルター径:52mm
・価格:メーカー希望小売価格:81,000円(税別)
※レンズ詳細は公式ホームページをご確認ください
2012年発売のレンズながら、現在でもその評判は上々です。
現在このXF35mmF1.4 Rと同じ、または似た画角で
■XF35mmF2 R WR
■XF33mmF1.4 R WR
という2本があります。(後でまた詳しく触れます)
この2本とは、描写力・価格などの面でそれぞれ役割が違うのかな…と個人的には思います。
XF35mmF1.4 Rの希望小売価格は81,000円(税別)で、実売価格は5~6万です。(2021年11月現在)
高い安いの感じ方は個人差あるので何とも言えませんが、2021年9月末のXF33mmF1.4の発売で少し値が下がりました。
ここからさらにガクッと値が落ちることはない気がします。
私は中古で購入しましたが美品だけあって傷や汚れもなく、もちろん写りも問題なく使えています。
私のレンズも中古です!
マップカメラさんで美品を49,800円で購入しました!
気にならない方は中古もオススメですよ~!
外観
女性の手にもすっぽり収まるコンパクトさ!
(ただし、私は女性の中でも手が大きめです…)
フードをつけると少し背が高くなりますね。
ツヤツヤしていて高級感もあり、X-Pro2にとても合います!
ちなみにレンズキャップは2つあるのですが、フードの上から着けるゴム製のものは、ものすごく外れやすいので要注意です。
落とすのが嫌なので私は使っていません。
レンズのふちに直接つけるほうは、フードをつけたままだと若干着けづらいです。
めちゃくちゃ外れやすい方か、若干着けづらい方か、お好みでお選びください(笑)
ちなみにフィルター径は52mmです!
35mmという画角
FUJIFILM公式ホームページによると
35mm(35mm換算53mm相当)のレンズは、人間の眼に近い画角を持ったスタンダードな焦点距離
とのこと。
確かにファインダーをのぞいた時と、自分の目で見たときの「物の大きさ」はほとんど変わらず、ナルホドと思います。
どうやら人が集中した時の視野の範囲がこのくらいだとかなんとか。
しかし普段の視野(見える範囲)でいうと、自分の目では広~い範囲が見えるので35mmでは狭く感じるシーンもまぁまぁあるのが本音です。
お店で向かいの席の人を撮る時などは、自席に座ったままでは美味しそうな食事と人を両方うまく写すのはなかなか難しかったです。
とはいえ、35mmは被写体を際立たせたり、風景の一部を切り取るにはとても良い画角とも思います。(作例を参考にしてください)
XF35mmF2 R WRと迷ったら
画像引用:XF35mmF2 R WR 公式サイト
FUJIFILMにはもう1本35mmのレンズがあります。
それがXF35mmF2 R WR!
この2本で迷っている人も多いと思います。
XF35mmF2 R WRのメリットは
こんなにたくさんあります!
発売日が2015年なので、AFの速さは2012年発売のF1.4と比べると早いようです。
私はF2.0を持っていないので比較できないのですが、確かにF1.4はジコジコと若干手間取ることもあります。
F1.4は最新機種(X-T4等)と組み合わせると、AFが早くなって快適!との声もあります。
防塵・防滴・耐低温構造は急な雨や水辺、雨天での撮影、寒冷地などの過酷な環境で撮影をする場合は無くてはならない機能ですね。
F1.4には残念ながらこの機能はないので、自分の撮影スタイルに必須な機能なのかよく考えましょう。
重さもややF2.0の方が軽く大きさも若干小さいですが、そこまで大差はないと思います。
しかしママカメラとして動き回る子供を写したりするなら、少しでも軽くてかさばらない&AFも早くてコスパもいいF2.0の方がオススメかもしれません。
そして価格です。
新品の実売価格は4万円台前半といったところ。
実売価格5~6万円のF1.4とは1.5~2万円くらいの価格差があります
中古になると3万円台前半とかなり手が出しやすい価格になるので、最初の単焦点としてまずは手ごろな値段のものから試してみたい!という方にもオススメですね。
F1.4とF2.0の違い…
この違いが気になりますよね?
そんなに違うの?って気になりますよね!?
そんな方のために、一応比較画像置いておきますね。
ただし、撮影機材はXF35mmF1.4 Rであり、F2.0の画像はこのレンズを絞って撮ったものなので、F35mmF2 R WRの開放F2.0とは多少違うと思いますのでご了承ください!
被写体はコチラ。簡易的で申し訳ない…
背景にハム子2と玉ボケ要素を配置しました。
真ん中のバーを動かして比較してみてくださいね。
左側がF2.0、右側がF1.4です。
当たり前なんですが、F1.4はピントがかなりシビアです。
玉ボケはこの写真ではレモンの形になってしまいましたが、ボケの大きさは結構変わりますね。
あまり開放で使わない!という人はF2.0でいいかもしれませんね。
悩ましいですね~!!
・防塵・防滴が必須な人
・少しでもAFが早い方がいい人
(子供や動物などの撮影は少しでも早い方が有利とは思います)
・購入価格を抑えたい人
・F1.4~1.8をあまり使わなさそうな人
XF35mmF1.4 Rの作例
上の最後の写真、X-PRO2にチルト液晶がないので、ノーファインダーで地面スレスレで撮りました。
若干ぶれてますが、ボケボケが楽しい1枚になりました!
レタッチ(編集)なしでも素晴らしい色を出してくれるのがFUJIFILMですよね。
肌の透明感とか最高です。
フィルムシミュレーションACROSもかっこいいですよね!!
主題を自然に浮き立たせるような写りが大好きです♪
上の写真は完全にシャッタータイミングがずれたんですが、なんかお気に入りの写真。
走り回る子供はX-PRO2との組み合わせだと、連写して1~2枚ピント合ってるか合ってないかって感じです。(私の腕の問題か…)
ポートレートと花が好きなので作例が偏ってすみません!
街中スナップも撮りに行ってみたのですが、難しいですねー!
35mmという画角は私にとってはポートレートが使いやすいようです。
風景や街中スナップは個人的には23mmとか16mmで撮る方が好きですね。
被写体を引き立たせる、とろけるようなボケが味わえるので、XF35mmF1.4 Rのトリコになってしまいます!!
こんな人はXF35mmF1.4 Rを使うべき!
・とろけるようなボケが好きな人
・少しでも解像度が高く歪みのない写真が撮りたい人
・高級感とちょっぴりレトロな外観に惹かれる人
あとは、ボディにもよるので何とも言えないのですが、動き回る被写体を撮るとしたら、ちょっとピンボケしても味として受け止めて楽しめる人かな?
私はこのレンズで子供も撮っています。
走っているときなどは結構厳しいのですが、撮ってて楽しいので問題ありません(´∇`)
撮る人も撮られる人もみんなハッピーにできる魔法のレンズ、
それがXF35mmF1.4 Rです!!