こんにちは、MAKIです!
XF23mmF2 R WRが気になっているそこのあなた。
焦点距離23mm(フィルム換算35mm相当)ってどう思います?
一応フィルム換算35mm以下が「広角」の部類に入るのですが、
正直、広角…と思えるかギリギリの画角。
感じ方は個人差あるので、そこはどうでもいいのですが(←え)
換算35mmって微妙で使いにくそう…。
と、思うかもしれません。
私も思いました。いや、思ってました。
しかし、この換算35mmの画角はFUJIFILM X100系シリーズに採用されるほどの
絶妙な画角なんです!
画像引用:FUJIFILM X100V公式HP
そんな23mm(換算35mm)の魅力をトコトン伝えていきたいと思います!
作例だけ見たい人は目次から飛んでね!
気になるスペックや外観
XF23mmF2 R WRのスペック
●最短撮影距離:22cm~∞
●外形寸法:最大径×長さ(約):60.0mm x 51.9mm
●質量(約):180g
●フィルター径:43mm
●防塵・防滴・-10℃の耐低温構造
個人的に大きさ、重さ、最短撮影距離、防塵防滴かどうか…くらいしか気にしていないので、もっと詳細知りたい方は公式HPでご確認ください(^ω^)
簡単に言うと
軽くて
そこそこ小さくて
防塵防滴のスゴイやつ!
外観はこんな感じ
女性の私の手(大きめではある)でもすっぽり収まるサイズ。
そして軽い!
フードをつけるとこんな感じ。
私のXF23mmF2 R WRはX-Pro2 Graphite Editionという特別なキットだったので、レンズとフードの色もグラファイトカラーに染められています。
フードも「LH-XF35-2」という、本来別売りのカッコイイフードがセットになっているのですが、本来のフードはコチラ↓
フジツボフードと呼ばれていて、見た目があまり好きではないという声もチラホラ…。
カッコ良いフード「LH-XF35-2」は通常別売りなので、ご注意ください。
カメラに装着した写真
X-Pro2
グラファイトエディションでセット売りしていただけあって、めちゃくちゃシックリですね。
それにしてもX-Pro2はかっこいい。
レンズとボディを合わせた重さは約680gなので、女性目線で言うと少~しだけズシッと感じるかもしれません。
X-T30
ボディはシルバー、レンズはグラファイトカラーですが特に違和感なくシックリです。
お互いにコンパクトなので、かなり機動力高めの組み合わせだと思います!
重さは約570gで、女性が一日持ち歩いてもつらくならない重さなのが嬉しいです。(個人差ありますが)
開放の描写が甘い?
今回この記事を書くにあたって色々調べて、こんな風に言われていることを初めて知りました(笑)
全然…気にしてなかった(汗)
とはいえそう言われると気になってきたので、比較写真撮りました!
ピントは前輪です。
ちょっと小さいかもしれないので、1枚写真も載せておきます。
さらに拡大するとこんな感じです↓
確かにちょっと甘い…。
F5.6くらいまで絞ると、キリッとしますね。
その代わりボケ感は犠牲になりますが…。
気にせず開放で撮りまくっていたので、作例でも開放で撮ったものをまとめておきますので是非確認してみてください。
気にしながら撮ると、「ああ…ほんとだ甘い…」という気持ちになるかもしれませんが
子供達を撮ったりする分には、全然気にならないです。
子供達は常に動いてる上に、ピントや描写よりも表情やしぐさに目がいくので気にならないのだと思います。
例えば開放で花や物を撮ることが多い!という人は、カッチリ撮りたい部類だと思うので気になるかもしれないですね…。
自分がどのようなものを撮りたいかにもよると思うので、そのあたりは注意が必要かもしれません。
作例
一時期、X-Pro3に搭載されている「クラシックネガ」風カスタムで撮ったりしていたので、ちょっと変わった質感(粒子が粗めだったり…)の写真もあります。
あまり細かいことは気にせず見ていただけると幸いです(汗)
冒頭にお伝えした絶妙な画角は、人物を撮るときに特に発揮すると思っています。
すごく良い距離感…といいますか、親しい間柄でしか撮れない距離感を感じます。
そのあたりも意識して見ていただけると、換算35mmの魅力が伝わるかと思います。
開放F2.0で撮った写真
ひとつ前の項目で触れた「開放での描写の甘さ」が気になる方もいると思うので、先に開放で撮った写真を載せておきます。
というか、ほとんど開放の写真です。多すぎて自分でも驚きました(苦笑)
開放が好きだー!!!
開放での物撮りは「開放は甘い」という目で見てしまうと、やはり少しボンヤリしている印象ですね。
日常のスナップなどは、個人的に全然気になりません。
開放以外の写真
驚いたことに、開放以外ではほとんど物しか撮っていませんでした。
人物もチラホラ撮っていたのですが、F2.8とか…。開放付近が大好きみたいです私。
いかがでしたでしょうか?
表情豊かな子供や、家族、、恋人、友人などの日常写真なら開放付近の甘さはさほど気にならないのでは?と個人的に思います。
作品撮りとしてのポートレートや、背景ボケを生かしつつ開放で物をカッチリ撮りたい…となるとちょっと気になるかもしれないですね。
開放の甘さを「ふんわり」と一つの個性として捉える考え方もいいかもしれません。
そのあたりの感じ方は個人差あるので、どうしても気になるならメーカーのレンズレンタルで1日借りてみるなどのサービスを利用するのも良いでしょう。
お手頃価格とはいえ、気軽に買えるお値段…というわけではないですから(^^;)
XF23mmF1.4 Rと迷ったら
画像引用:FUJIFILM公式サイト
いいですよね、XF23mmF1.4 R。私も欲しいです。
それぞれのレンズに長所短所があるので、自分が何を求めているのか見極めが大事です。
XF23mmF1.4 Rが向いている人
★少しでも明るくてボケるレンズが好きな人
★繊細な描写が好きな人
★予算がある人(新品9万円前後、中古6万円台~)
XF23mmF2 R WRが向いている人
★小ささ、軽さ重視の人
★防塵・防滴機能が欲しい人
★予算が3~4万円くらいの人
まとめ
防塵・防滴で小さく軽いのに頼れるヤツ
「換算35mmは微妙で、使いづらい。」
そんなレビューも見たことあります。
先ほど作例のところでも触れましたが、私は人物を撮るとき特にこの絶妙な距離感が生きてくると感じています。
絶妙というのは、少し外れると微妙になってしまいますからね。
実際、一人で街へフラッとスナップを撮りに行ったときは、
もう少~~し広角がいいな…。
というシーンが何度かあった記憶があります。確か、木や建物を撮ろうとしてました。
気づけばこのレンズは子供と公園に出かけるときなどの、気負わないお散歩レンズとして稼働することが多くなりました。
軽くて小さいので荷物の多い子連れには助かります。
さらに防塵防滴なので雨や砂ぼこりも神経質にならずにすみます。
なので、このレンズを検討中で家族や恋人や友人を撮ることが多いかもしれない…なんて人にはとってもオススメです!
触れてなかったけど、オートフォーカスも静かでとっても速いですよ!子供撮りにも向いています!
ぜひ機動力の高いお気軽レンズとしてお迎えしてみてくださいね!
ここまでお読みいただきありがとうございました(^^)